116回医師国家試験 116E21

医師国家試験模試、116回医師国家試験で平均点程度(=偏差値50)である筆者が試験本番中に考えていた事を実況中継しています。使用教材はmedu4(新しいシリーズ、国試究極MAP)、QB。

116回医師国家試験 116E21

アダムストークス症候群は「不整脈により心拍出量の急激な低下をきたし,それにともなう脳血流減少によりめまい,意識消失(失神),痙攣などの一過性の脳虚血症状を引きおこした病態」です。

a. 排尿後に意識消失した。
排尿とは関係なさそうです。切り。

b. 突然、意識を失い倒れ込んだ。
アダムストークス症候群の詳細は分からずとも、循環器系のものであることは国試受験者ならわかるだろう。循環器系ならこの選択肢は選べるはず。マーク。

c. 意識が回復した後、上下肢の麻痺を認めた。
脳梗塞後の麻痺のことか? 切り。

d. 舌を噛んでいて口腔内からの出血を認めた。
そういうこともあると思うが、アダムストークス症候群とは関係ないだろう。切り。

e. 意識が回復した後、意識がもうろうとしていた。
これもdと同じく。切り。

 

受験中に正答を確信できたか?・・・×
累計の確信のある正答数・・・ 17/21

○模範解答&みんなが選んだ解答

a. 2 %
b. 91 %
c. 4 %
d. 1 %
e. 3%

※小数点以下四捨五入。赤は模範解答、青は自分の解答、オレンジは模範解答と自分の解答が一致。