2020年 2月 の投稿一覧

医学は専門的過ぎる学問である(新型コロナ)

医学はそんなに難しいものではないと思うのですが、医学を学んでいる人はかなり少ないという・・・。

医学における用語や定義

新型コロナが猛威を振るっていますが、実際、マスクでも防ぎきれないし、家からでなければ感染する可能性も低くなりますがそんなことできないし・・・。

まあ、いっそ新型コロナのことなんて忘れて普通に生活してた方がいいような気がします。最低限、人が密集するところは避けるぐらいで・・・。

さて、横浜に停泊しているダイアモンドプリンセス号に対する厚生労働大臣の発言です。

副大臣かなんかがツイッター上に「通路を清潔・不清潔に分けている」みたいな画像を挙げて、それに対して加藤厚労大臣が「不潔という表現は不適切」と言ったみたいです。

医療関係者からすれば清潔・不潔なんて当たり前の概念で、その言葉自体には何も思わないのですが、一般の人からすれば「感染者を不潔と表現するなんて・・・ヒドイ」という風に感じるのでしょう。でも、加藤大臣は厚生労働省の大臣ですから、そこらへんは「そんなことも知らんのかいな!?」と医療側は思ってしまいますね。

医療は専門的?

医学を学んでいる人間っていうのは結構多いと思います。医学部関連や医師関連だけに留まらず、普通の理系の大学でも医学の一部は学んでいると思います。

ただ、清潔・不潔とかの概念は主に医療の現場で使われるものなのでもう少し人数は減ると思います。それでもそれなりの人数の日本人50〜60万人くらいは医療の基本的知識があるとと思います。

しかし、清潔・不潔とかの概念って主に手術室で重要とされるものであるし、あまり一般的な会話の中で手術室とか出てこないので、どうしてもその50〜60万人以上に医療の知識とか概念とかって広がらないと思います。

医療って難しいようでそこまで難しくないものだと思うのですが、広く一般に知識や概念が広がらないのは医療は専門的過ぎて一般人には興味が湧かないのが理由のような気がします。

実際、自分も身内や友達と医療関係の話をしても、すぐに話を切り上げられ他の話に変えられてしまいます・・・。

医療リテラシーと新型コロナウイルス

日本でも市中ではマスクが枯渇していてほとんど買えない状態といってよいでしょう。でも、マスクをしていても感染率はほぼ変わらないといってもいいと思います。WHOもそういう声明をだしていたと思います。

マスクしていてもマスクが覆いきれない顔の皮膚にも飛沫は飛んでいますので、いくらマスクをしていても、ちょっと痒いなといって顔を掻いた時点でその手を洗わないとマスクをしている意味が0%になってしまうと思います。

新幹線の車内とか電車の車内、バスの車内など密閉して密集している空間でマスクをするならばそれは効果があると思います。なので、路上を歩いている時のマスクはほぼ意味なし。だから、マスクはバスとか電車に乗る人のみ使って良い、というルールができれば良いのかもしれません(無理だけど)。

まあでも「マスク無意味論」を言ったところでマスク信者は話を聞かないでしょう。医療リテラシーがあればわかるはずです。

アルコール除菌

新型コロナウイルスに対してアルコール除菌は効果的だと思います。

ただ、デパートとか入り口やトイレにあるアルコールシュッシュは危険です。

なぜ危険かというと、シュッシュするポンプのところにウイルスがいる可能性が高いからです。保菌者も無菌者もポンプを押しますが、ポンプのところを除菌する人はまずいないのでポンプにウイルスは滞在します。なので、ウイルスの無い手をわざわざポンプで汚染させることになるわけです。うまくアルコールで除菌できれば幸いですが・・・。アルコールシュッシュは足でペダルを押すと噴出されるタイプのものであれば使って良いですが、手で押すタイプはむしろリスクが高いと言えます。

初期研修病院の見学の話

初期研修病院を見学する旅から帰ってきました。

初期研修病院は見学しないとはじまらない!?

初期研修病院の情報はHPや医療系の就職ポータルサイトのレジナビ等で得ることができます。

しかし、これらの情報はあくまで一般的な情報しか載っていないですし、内容が古くなっているのに更新されていないこともあります。また、載せたくても載せられない情報もあります。

ですので、行きたい病院があるならば、まず病院見学に出向いてそこで研修医などから実際の話を聞くことが重要です。

事実、自分も研修病院を回る中で次のようなことを見聞きしてきました。

来店ポイント

病院見学をすると採用試験時に来店ポイントが加算されるところがありました。一回につき○点で最大三回までは加算されるようです。もちろん、一回しか病院見学をしていない人を受かっているみたいですが、3回来ている人はだいたいマッチングしているようすです。

見学数至上主義

某病院ではマッチングは見学数が重視されるようでした。最低でも3回は来ないとマッチングしないようです。とある地域の有名ブランド病院でした。

病院独自奨学金

医学部の世界では破格の値段の奨学金が付きものです。月額15~20万を6年間に渡って貸与してくれるところが多いです。しかも貸与者が定めた病院に勤務すると返済が免除されるというルールがあります。しかし、貸与を受けた年数×1.5をその病院やその地域で働く必要があります。とある病院では一般的な月額の相場を超え、しかも勤務年数が1.5倍されない奨学金を設定する病院がありました。しかも、何年生からでも支給が開始できるという破格の条件。思わず飛びつきたくなってしまいましたね。

年収見込みはだいたい低い

レジナビなどで各病院の年収見込みが表示されています。この値なのですがだいたいは低めに設定されています。だいたいどこの病院もプラス100~200万くらいはある様子です。なぜ低く設定されているかというと病院の制度が変わっているのに情報更新が追いついていないからだと思います。時間外手当をどれぐらいつけるか?で給料は大きく変わってくるようです。この時間外手当を何時間つけるかは働き方改革等で年々変わってきているようです。とにかく、ネット情報の年収と実際の年収は変わる場合がほとんどです。

都内人気地域でも専門医は取れる

ツイッターやネット情報だと『都内で専門医取るのは(人数的に)難しい』とよく言われます。しかし、内科や外科プログラムであれば大きめの病院であればだいたい取れる模様です。マイナー系は難しそうです。しかし、都内以外の首都圏エリアであれば全く問題なく取れそうです。

病院見学は量も重要

自分はかなりの病院を見てきましたが、だいたい『そんなに病院みてどうすんの?』的なことを言われます。そんなこという人は相手にしていないです。

病院見学を進めると、色んな先輩医師の働き方やキャリアの進め方が聞けて大変参考になります。都会エリアや田舎エリアだとかなり医師の考え方なども違ってきます。東大と京大の医局の雰囲気も全然違います。たくさん見ないとわかりません。

目的としては初期研修病院探しのための病院見学ですが、実はそれだけではありません。初期研修終了後の3年目にどこの病院に移るのか?どこの医局に入るのか?等でまた病院見学をする必要があります(しない人も多いけど)。こういう時に学生時代に見学して緩やかなコネクションを作っておけば専攻医登録にも有利でしょう。

この学生という時期でないとゆっくり病院見学できないわけですから、しない手はないですね。往復の交通費を出してくれる病院も多いですから。