2019年 7月 の投稿一覧

使い捨てタレント化する医学生

河野玄斗君に続き水上颯くんも文春砲の餌食になってしまいました。なんで同じ時期に同じようなイベントを起こしてしまうのでしょうか・・・

基本的にタレントは使い捨て

エンタの神様をみていればわかるように、テレビ局は若手芸人なんて使い捨てのように使います。その使い捨て芸人の中で生き残った芸人をチヤホヤして使っていけばいいのです。テレビ局の人間は原則ミーハー人間なので売れている時は擦り寄ってきて褒め言葉を使ってくるし、旬が過ぎたら手のひら返して他人のフリです。ま、ある意味テレビ局にとって芸人は商品なので、売れない商品には愛着はないし、興味を無くしてしまうのは他の業種とも同じなのかもしれません。

芸人でなくても基本的には扱いは同じです。

例えば今をトキメク古市憲寿さんとか落合陽一さんとかもメディアで活躍していますが、10年後も同じように活躍していると思いますか?僕はそう思いません。

落合さんはメディアには出ないで本業で活躍していると思います。古市さんは小説家として実力が認められたらメディアにも残るかもしれませんが、小説家としてダメなら細々と研究者でもやっているんじゃないでしょうか。特に古市さんは『いまどきの草食系&毒舌キャラ』で売っていますが、新しい世代が出てきたら終わりのような気がします。

医学生タレントも使い捨て

もちろん医学生タレントも使い捨てです。

”医学生”とタイトルにつくと世間の注目は集められますが、使い道としてはクイズ番組くらいじゃないでしょうか?

本当にタレントとしての才能をもちあわしていたら今後もずっと芸能界に残れるのでしょうが、河野くんと水上くんは芸能人になりたかったのでしょうか・・・。

日本中にいる医学生の中で中絶させている人はそれなりにいると思いますし、おそらく、もっと酷い仕打ちを女性にしている医学生の方が多いと思います。そう考えると、河野&水上くんの対応は『まだマシなレベル』と言えるかもしれません。

僕はあまりテレビを見ないのですが、河野&水上くんは『東大王』という番組に出ていた様子です。東大王はTBSの番組のようです。

恐らく、TBSと『他の局でクイズ番組には出ない』という感じの契約を結んでいると思います。

いまのところクイズ番組以外で医学生タレントの使い道はそれほどないでしょうから、東大王がダメになったらタレントとしては終わりなのかもしれません。

テレビに出て何がしたかったのか?

彼ら二人はテレビに出て何がしたかったのでしょうか?

出演料?

自分の書籍の広告目的?

モテたいから?

どういう目的であれ彼ら二人はものすごい才能をもっているので、テレビになんか出てないでその才能を最大限にいかすような道を辿って欲しいと思います。

テレビに出るのはもっと下層の医学部の人間でいいような気がします。

東大医学部のような医学部だけでなく、全国の大学・学部のトップに君臨するところに所属する人間が、生命倫理を無視した行動を取る、ということを示したのはたいへん残念な結果だと思います。

しかも、その東大医学部の中でも優秀な人ふたりが・・・。

東大医学部の優秀な人でもそんな倫理観なんだから、世の中の医学部の男性なんてもっと倫理観が低い・・・と一般の人は思っていると思います。

テレビに出るのはいいのですが、テレビに出るのであれば、全国の医学生を代表している、ということを忘れないで欲しいですね。

同様のことは医師にも言えると思います。タレント医師もたくさんいますが、全国30万人の医師の代表として見られていることを忘れないで欲しいと思いますね。

特に水上くんなんて孫正義の次世代のリーダーを育成するなんとか財団に呼ばれているんだから、そっちの活動やってればいいのに・・・。今回の事件を孫正義はどうみているのだろうか?

『英雄色を好む』とは言いますが、色を好むのはいいですが、後が揉めても良いとは言っていません。

ところで『お前テレビにださせてやる』って言われたら・・・

『喜んで出ます!!』

SNS人格とリアル人格

ツイッターをはじめてから早2ヶ月が経った。ここ最近、もうひとつ適当なアカウントを作りたくなった話。

SNSのアカウント数=人格

例えばツイッターでは本垢、裏垢、大学垢などシーンや用途別に分けて複数のアカウントを持っている人が多くいるらしい。

僕のツイッターは基本的にはブログを読んで欲しいからやっている。なので、ブログに興味がなくなるようなツイッターでの動きはしない(と考えてはいるものの実際の周囲の反応はわからない)。

でも、ツイートを見ていると色々とリプライを適当に送ってもみたくなる。

それはいわゆるクソリプの類のものでもあるし、純粋な質問もあるし、本音を言ってしまえばエロ垢的なものへの反応もしてみたい気がする。

そんなこんなでもうひとつ純粋に適当なアカウントを作りたいなぁ・・・と思ってきたのである(が、まだ作っていない)。

ここで非常に感じるのがSNSのアカウント数=人格である。

大学垢は大学生としての自分であるし、裏垢は自分の本性だったり承認欲求を満たしたい自分の姿でもある。

人間というものは、リアルの大学においてはそこに通う大学生として、そこのコミュニティ用の人格がある。

もちろん、家族に対する人格もあるし、高校時代の友達との人格もある。

あるコミュニティに対する人格は明るいものであることもあるし、他の人格では根暗な自分がいることもある。使う人格によって自分の人格は変わる。それは多重人格とはちょっと違う気がする。

恐らく、だいたいの人は複数もつ人格がまるっきり違うということはあまりないことだろうと思う。が、細かくみれば異なる人格を使い分けていると思う。

なので自分がツイッターのアカウントを複数もちたいと思うのも当たり前のことであると思う。

医学生とツイッター

医学生の多くがツイッターをやっている。けっこう実名や実名は出さないもののすぐに誰かは特定できるような情報開示状態でツイッターをやっている。

おそらく裏垢など複数アカウントを使っているひとも多いのだろうと思う。

けっこう医学生は表裏が激しい人が多いと思う。表面上は笑顔でも裏では激しくディスっているような人も多い。

ツイッターでの人間模様を追求していけば、リアルでの医学部人間関係構築にも何かプラスになるものがあるかもしれない。

医業とSNSの新時代

今日はとある外科系の先生の話をする。

予約が3年間埋まる名医

ある外科系の先生の話。その先生はとある手術において日本でも指折りの技術をもつという。

その手術は難しくはないが根気のいる手術であり、日本中にその手術をする人はいるが、極めているひとは少ないという。

現在は市中病院で勤務されているのだが、全国からその先生を求めて患者が絶えない。

自分も話を聞いたけど、もしその疾患になっているのであればその先生に見てもらいたいと思う。技術力が他の人と異なる。

患者どうしのSNS上のつながり

なんでも難病とかになると全国の患者やその家族(特に親)がSNS上でつながっているらしい。

参加者が何百人といるライングループができていたりするらしい。世の中も変わったものだな・・・と感じます。

そのSNS上でのつながりで『○○病院の○○医師は全然下手くそ』だとか『○○病院の○○先生は人柄も良く納得のいく技術力』みたいな口コミが形成されているようです。

いまの世の中だとあまり患者は医師を選べない状況です。ですが、もう少し世の中が発展すると人気のある医師を指名で診察できる時代がきそうな気がします。

そうすると医師の給料も基本給(低め)+指名料みたいな時代もきそうな気がします。

そうなった時に、実力のない医師はSNS上でハッキリと糾弾され、リアルでも指名の入らない医師になってしまいそうです。

実際そうなるかは全くもってわかりませんが、そう考えると今のうちから戦略を練って専門とする科やサブスペシャリティを選んだ方がいいと思えます。

自分が興味をもてて、実際に上手に診療や手技ができる得意領域をもたないといわゆる医師としての高給を取るのが難しい世の中になってきそうです。

逆に、医学界ではあまり尊敬されないような領域であろうと、患者さんが日本中から集まってくるようになれば医者冥利に尽きるような気もします。医者なんて何人救ってなんぼの世界だと思います。

開業医は既にSNS上が主戦場?

どこのクリニックもHPくらいはもっています。今の世の中HPくらいないと信頼性もないし、患者も集まってこないと思います。

また、少なくないクリニックがSNS上を主戦場として広告戦略しています。特にツイッターなんては気軽にできて効果もけっこうあるらしいです。

医クラのアルファ勤務医ツイッタラーが独立開業したら、けっこう繁盛しそうな気もしますね。

断るちから

日々生きていると色々なことを誘われ(営業され)ます。誘われて嬉しいこともあれば、どうでもいいこともあります。自分はどっちかというと『誘われるよりも誘う方』の人間です。

優柔不断なひとが多い

冒頭でも説明した通り自分はどちらかというと誘われるよりも誘う方です。飲み会、休みの日の運動などなど積極的に誘います。

で、ここで困るのはイエスかノーかはっきりしない人の存在です。

興味が無いとか用事があって来れないならそうと言ってくれればいいのですが、なかなかそういう風に言ってくれない。

『ん〜、行きたいけど、その日もしかしたら用事が入るかもしれないけど、多分入らないような気もするし・・・』

ってどうでもいいからどっちかに決めてくれ、と。

参加する意思がある人だけで、無理やり誘おうとは毛頭思っていないのにいつまでも結論をださない。優柔な人が医学部には多いような気がします。

医学部以外ではわりとスムーズに

『○月○日○時から○○たちと渋谷で飲むけどどう?』って誘えば、

『予定あり、無理。』とか『行きます!!』とか『○日になんないと予定わからないからそこまで結論待ってくれる?』

みたいな感じで事が進みます。こういう風に対応してくれるひとは誘う方も誘いやすいです。

一方、件の優柔不断なひとは非常に面倒なので(というか結局来ないケースが9割)誘わなくなります。

そういう人に限って誘わないと『何で誘ってくれないの・・・』みたいなことを言ってきます。

参加する気ないのに空返事するヤツ

もうひとつ困るパターンは『参加する気ないのにとりあえず最初は参加表明する人』です。

いっつも最初はノリよく『とりあえず参加でお願いします!』なんて調子のいいこと言っといて、時期が迫ってくると『用事ができたのでキャンセルお願いします』と平然で言ってくる。

一回、二回ならまだしも、毎回となってくるとこっちも気分悪いですよね。

そういう人に限って金払いも悪く、タイミング的にキャンセル代がかかるので代金請求すると、

『キャンセルできないなんて聞いてない😡』とキレだします。

20歳もとうに超えて、居酒屋とか飲食店のシステムとかも十分に知っているはずなのに・・・まったくもう😩という感じです。

こういった人は将来医師となったときに、職場の懇親会や仕事そのものでどういう振る舞いをするのでしょうか?

知識はあったとしても到底まともな業務運営が期待できるわけもなく、患者を含め周囲の仲間(医師、コメディカル)を混乱に陥れるのではないかと思います。

法医学ドラマ人気と医学生

今クールのドラマはなんと2つも法医学のもがあります。実は『科捜研の女』も半分法医学みたいなものなので3つあると言ってもいいかもしれません。

法医学は医学生には不人気

一般的にドラマなんかでは法医学ものは人気ですが、医学生に法医学はまったく人気がありません。

医学部の3年生か4年生あたりで法医学の講義があるのですが、出席している人数は劇的に少なく閑古鳥がないています。

法医学は司法解剖や中毒死の研究、親子鑑定などのDNA研究などが含まれます。一番有名なのは司法解剖だと思います。講義も司法解剖の症例を題材に異状死や突然死などの特徴を解説する、というものです。

正直なところ、医師は病をもった患者を相手にし、死んでしまえばその時点で医学的な仕事は終わり・・・と思っている人が多いと思います(もちろん遺族へのケアは仕事として含みます)。

死んでしまった後の死体現象(死斑、死後硬直など)を覚えてどうする?死んでしまった人は戻らないよ?なんて思っている人が多いのではないでしょうか?

講義は解剖中の臓器の画像もふんだんに使われますので気分を悪くする学生もいるようです。そんなこんなで医学生は法医学に興味がありません。

法医学ドラマの面白さ

法医学ドラマは面白いと思います。自分も以前放送していた”アンナチュラル”は毎週楽しみにしていたくらい好きでした。

今回の2つのドラマの”サイン”の方はかなり面白いだろうと期待しています。

もうひとつの”朝顔”はマンガである程度読みました。けっこう面白いけど盛り上がりに欠けるかな・・・と個人的には思っています。

法医学ドラマの共通点として『法医学者が事件捜査に協力する』という描写があります。

法医学者と警察官がともに捜査を行い、事件を解明していく・・・この過程が法医学ドラマの面白さです。

しかし、実際の法医学者は基本的に捜査に協力しないようです。現場に行くことも原則ないそうです。そんなことしていたら仕事にならないそうです。

希少人種である法医学者

そんなこんなで医学生から法医学は人気がないので、法医学教室に入局する医師は天然記念物レベルらしいです。

各医学部に5〜10年にひとり入局する人がいるかいないかのレベルらしいです。なので、どうしても医学部教授になりたい!というひとは法医学者を目指してみるのもいいかもしれません。ライバルが驚くほど少ないです。

よく聞く職業『監察医』

それと法医学に関連してよく聞くのが『監察医』です。

監察医は東京、大阪、神戸などの一部の地域にしかいません。

これらの地域で起こった『犯罪事件性は無いが解剖するべきである異状死体』を解剖するのが監察医です。

例えば、表面の観察してもわからない、死後CTをとってもわからない、病院にも通ってもいない・・・でも根拠不明の異状死体。こういったものが監察医に回ってきます。

こういった死体の中には致死的な感染症(可能性は低いがエボラ出血熱だったりSARSだったりMERSだったりする)の可能性があり、そのような場合は早急に緊急自体宣言しなければなりません。

例えば、中東に出張したサラリーマンが帰国後、自宅のベッドで死んでいた。外傷など見た目では異常はみられない。こんな死体があったとして、単なる突然死で警察が片付けて、でも本当はMERSでした、警察官も罹患してスーパースプレッダーとなってパンデミック発生・・・なんてこともあり得ます。

こういう公衆衛生的な側面を監察医はもっています。また、事件性はないと思っていたが、解剖を行うことで新たな事実が判明し、刑事事件に発展・・・なんてことも監察医の解剖ではありえます。

個人的には監察医の方がドラマにした方が面白いと思います。アンナチュラルの舞台は半官半民の監察医事務所みたいな設定でしたね。

腹腔鏡手術と開腹手術

前回のエントリー

効率化に走った結末

『効率化に走った結末』にちょっと似た記事を書きたいと思います。

腹腔鏡手術全盛期

現在は腹腔鏡手術全盛期といった時代といってもいいような気がします。

だいたいの腹腔にある消化器系の臓器の手術の多くは腹腔鏡下にて行われています。

僕が見学にいった病院(7つ)でも開腹手術はほとんどありませんでした。20の手術があったら1回くらい開腹手術がある割合でした。

たまたま自分が見にいった病院が開腹手術が少ない病院だったのかもしれませんが、全体として開腹手術が激減しているのは事実なようです。

腹腔鏡手術とは

腹腔鏡手術を簡単に説明すると『お腹に穴をあけて先端にカメラがついた棒やハサミがついた棒を突っ込んで患部を処置する』手術です。

一般的な開腹手術よりも侵襲度合いが低く、患者の負担が少なく体力回復が早いといったメリットがあります。

お腹に二酸化炭素を充満させて機械を動かすので、意外に術野が広かったりします。

胸の部分に使う胸腔鏡というものもありますが、自分はまだ見たことがありません。胸部の肺とか心臓は開胸手術が多いような気がします。心臓は開腹じゃ無いと無理だと思う。

開腹手術が少なすぎて・・・

世の中の開腹手術が少なすぎて、開腹手術ができない外科医も増えてきている、という話を見学先病院の外科の先生から聞きました。

確かにこんだけ腹腔鏡手術が多かったら、腹腔鏡の手技は磨けるかもしれませんが開腹手術のテクニックはなかなか得られません。

なので、外科医になるならば開腹手術を一年に何回行なっているか?というのも病院選びの一つになりそうです。

救急などの場面では緊急開腹手術を求められることもあります。

そこで『腹腔鏡は得意だけど開腹できないんですわ😅』とかってけっこう恥ずかしいのかな・・・と思います。

やっぱり、新旧含めて広い範囲での手技を身につけたいと思っています。

ロボット手術

実はこの世にはロボット手術というのも存在します。

しかし、ロボットが勝手に手術を行なってくれるものではありません。

腹腔鏡に似たシステムです。

腹腔鏡手術では、先端にカメラが付いた棒とかハサミが付いた棒とかを人間がマニュアルで動かします。一方、ロボット手術ではその棒をロボットが動かします。また、術者は専用のコックピットのような機械の前に座り、目の前の大画面で見えている術野をもとに手術を進めていきます。

この方式であると、術者は患者のそばにいる必要がありません。なので、遠隔での手術も可能になっています。でも、実際、遠隔手術をやっていることは少ないのでは?と思います。

日本にあるロボット手術用のロボットの商品名はda Vinciといいます。

このda Vinciを使うとただで少ない出血量がもっと抑えられるらしいです。

ロボット手術とは言え、全自動でロボットが手術してくれるものではありません。このようなことができるロボットもいつかは開発されるのでしょうが、まだまだ先の世界のようです。

効率化に走った結末

iPadとかアップルペンシルなど便利な機器が色々とある昨今です。特に医学部生はこういった機器を駆使して、いかに紙媒体を持たずに電子化を推し進めるか?に命をかけている人が多いです。

とにかく電子化

講義で配られたレジュメを配られた瞬間、写メってなんかのアプリに入れてApple Pencilで記述できるようにしている人を多く見かけます。

机にMac、iPad、iPHONE、をかばっと置いてカタカタとタイピングしながら講義を受けている人もけっこういます。

人の勉強の仕方にケチつける気はないのですが、こういう効率化に走っている人に『まだ紙媒体持ってるの?重くない?』みたいなどうでもいいことを言われるので非常に不快です。

自分もMac、iPad、iPHONEを持っていますが講義中にはどれも使いません。

配られたレジュメにボールペンで書き込む、というオーソドックスな方法をとっています。

アップルペンシルなども便利だと思うのですが、細かい表現はまだまだボールペンの方が勝っていると思います。いまの技術水準だとボールペンの方が効率的だと思いますね。

効率化のピットフォール

効率化を求める人に共通なのは『古いやり方を全否定する』というものだと思います。

ボールペンで紙に書くことや、紙で情報を整理することを”時代遅れ”とし、軽くバカにしてくる傾向があります。

ただ、効率化を求めている人って常に電源が必要なんですよね。バッテリーは長寿命に年々なっていますが、電源なしで2~3日フルで使えるなんて機器はありません。

なので、電源のない環境になると文句を言い出します。ここのカフェはコンセントも無いのかよ!的な・・・。

要は電源の無い環境に適応できない人が多いです。とはいえ、手があるのですから、ペンさえあればいくらでも勉強などはできるのでしょうが・・・。ノートはもってないから書いてアウトプットする勉強はできないかもしれません。

効率化を求める人の未来

臨床の現場に話をふってみましょう。

例えば麻酔科です。麻酔科では気管挿管の際に喉頭鏡を使って行います。この喉頭鏡はかなりアナログな機械です(ググってみてください)。

一方、今の時代はビデオカメラ付き喉頭鏡というものがあるのでこれを使えば気管挿管はかなり楽です。

効率化を進める人はビデオカメラ付き喉頭鏡しか使わなくなるでしょう。旧式の喉頭鏡なんて古くて非効率的だ、という風に。

でも、喉頭鏡は(恐らく)日々使っていないと使いこなせない機械だと思います。

なので、ビデオカメラ付き喉頭鏡しか使ってない人は喉頭鏡を使えなくなります。

そして、全ての病院のすべての手術室でビデオカメラ付き喉頭鏡があるわけではないと思うので、こういった効率化信者は仕事をできる場所が限られてしまいます。

『いまのこんな時代にビデオ付き喉頭鏡ね〜のかよ、終わってんな!』とか言いそうな気がします。

新旧使いこなしてなんぼ

新しいテクノロジーを使いこなすのも必要なことだと思いますが、同時に古いやり方も精通している方が幅広い業務を行えると思います。

医療業界は情報通信のレベルもまだまだ発展途上ですし、扱う人たちの新しい機器への適応力もそこまで高く無いと思います。

なのでいろんなバージョンの機器を使いこなせる医師が重宝されるんではないか?と思っています。

 

歯磨きと口腔癌

口腔内や顎の骨付近は歯科医のテリトリーなのですが、勉強をしないわけではありません。口腔内の疾患についての感想です。

口腔に癌がある人に多いのは・・・

口腔の疾患については主に癌を勉強します。勉強は症例に基づいて行うことが多いです。

疾患のアウトライン→患部の画像→追加説明と進んでいくパターンが多いです。

そこで口腔の癌をもつひととに共通なのが口腔環境が悪い人です。

口腔環境が悪いとはつまり虫歯が多かったり、そもそも歯を磨く癖がないひとをさします。

銀歯がぎっしりある人や、何年も歯を磨いていない人(歯が溶けてしまって何本も残っていない)人に癌がよく発生しています。

もちろん、しっかりと歯磨きをして口腔環境が良い人でも癌にはなると思いますが、圧倒的に数は少ないものと思われれます。

癌以外にも重要な口腔環境

実は口腔内の環境は癌以外にも重要だったりするようです。

研究段階ですが口腔内の菌が脳に達して炎症を起こすことでアルツハイマー病を誘発している・・・なんて論文もあるようです。まだ、正式に因果関係がはっきりしている訳ではないので何とも言えないところですが面白い研究だと思います。

アルツハイマーだけでなく、食道癌や胃癌にも口腔環境は影響する模様です。

特にアルコールを飲んだ後、きちんと歯を磨かないで寝てしまうと、アルコール分と雑菌が混ざった唾液が食道や胃を刺激し、細胞の癌化を招く・・・とも言われています。

癌を防ぐには!?

結論としては『きちんと毎食後、歯を磨く』これにつきます。もちろん、歯を磨いただけでは完全に予防できるわけではありませんが、かなり罹患率は下げられると思います。

普段、歯を磨くのは虫歯や口臭を防ぐためと思いがちです。『口腔内の癌を防ぐ』と思えばさらに歯を磨くモチベーションが高まるかもしれません。

独断と偏見による診療科のイメージPART1

今回は独断と偏見に基づき、各診療科のイメージを語ってみたいと思います。

整形外科のイメージ

体育会系診療科。サッカー部やラグビーなどの走りまくるスポーツ出身者で占められている。運動器を司る科としてはやはり自分が走りまくっていなきゃダメなんでしょうか。

知能というよりかは体を使って診療するイメージ。触って、動かしてナンボみたいな・・・。

優秀な人は骨腫瘍系や多発外傷などの高度救命救急をしていそう。

科で運動部を構成しており、定期的に対抗戦を行なっている。また、飲み会は激しく、上下関係も厳しい。

心臓血管外科のイメージ

選りすぐりのエリートが集まっている科。プライドが高いが人格者、というイメージ。なので入局者は少数精鋭。変態率が高そう。

手術の時はクラシックを流し、術後はシャンパンを傾け、白味魚を食らう。

集中力が高すぎるため、手術に必要なこと以外は物忘れが激しい。

個人的には基本的に心臓しかみれないので面白くなさそう。心臓だけでなく、肺も扱うケースも多いが、もっと多くの臓器を扱いたいな、と思う次第。

消化器外科のイメージ

整形外科に似て体育会が多い。だが、整形外科がサッカー部系のチャラさがあるのに対し、消化器外科は男気がありそうな硬派なイメージ。

扱う臓器が多いし、疾患が多いので『俺たちが医療界のメジャー』と思っており、傲慢な人が多そう。

個人的には手術の基本は”消化器外科にある”と思うので、肝胆膵とか上部とか下部とか範囲を決めずに幅広く手術ができれば面白いと思う。肝臓とか膵臓は面白い臓器だと思う。

病院の屋上でタバコを吸っているイメージがある。

麻酔科のイメージ

独自の世界観を持っている人が多い。あと女性も多い。しかもキレイな女医率高い。

一般的には麻酔科は低くみられがちだが、本人たちは『麻酔科いないと手術できないしね!』と思ってそう。実際その通りだと思う。

手術室の実質的なリーダーは麻酔科医。全体を俯瞰してみれる位置にいる。

QOLが高い。東日本は麻酔科の人手が全然足りていないようなのでアルバイト代も高額。人数が確保されている病院であればシフトも安定しているのでプライベートも充実しそう。稼ごうと思えばアルバイト。

外科もいいかもしれないけど、麻酔科もいいかもしれない・・・。

循環器内科のイメージ

とにかく忙しそう。基本的には心臓だけなのになぜそんなに忙しいのだろう。

CPA患者がきたら大急ぎて対応するイメージ。

心電図のプロ。心電図をきちんと読むのはかなり難しいのでリスペクト。

バリバリの体育会系でもなく文化系でもないバランスのとれた人がいるイメージ。なんでもそれなりにこなしていく秀才肌。

闇営業でゆれる芸人界と医療業界

今回の記事は完全なるひとり言です。

入江&宮迫擁護派

さて、1ヶ月以上に渡って事件が報道されているカラテカ入江をリーダーとする闇営業問題。事態はいっこうに解決することもない感じです。

ポストセブンの記事によりますと、明石家さんまと今田耕治は入江に色々とお世話になっていたようで闇営業に対する処分に対して上層部にかけあったようです。

さんまは『入江に頼むとレアな服やスニーカーが手に入る。』と言っていた様子です。要はさんまにとって入江は”使えるヤツ”だったわけですね。

一方、今田は友達だから応援する的な発言をしていました。恐らく、二人でよく合コンに行ってたんでしょう。

この話が本当だとすると、二人ともショボいなぁ・・・と感じてしまいます。

『自分にとって都合が良い・使える手下だから多めに見たってや』と言っているように思えますね。

入江&宮迫否定派

ダウンダウンの松本はこの件に関してはけっこう厳し目に事件を見守っているような気がします。

別の記事で『宮迫は吉本をクビにして、NSCに再入学すればいい』というコメントをワイドナショーでしていた様子です。

宮迫は以前に不倫をスクープされており、その時の”オフホワイト不倫”は一斉を風靡しました。

この時も松本は宮迫に『嘘はあかん』というようなことを口すっぱく言ったようです。

こういう事件があったのにも関わらずまた問題を起こして、さらに、嘘を重ねている宮迫にちょっと呆れているのだと思います。

芸人界は身内に甘い?

いろんな考えの人がいていいのですが、全体的に『芸人界は身内に甘いな』と思います。

黒い交際が白日のもとにさらされて、嘘まで重ねて(しかも金銭授受という一番大事なとこで)るんだから、一旦、もう解雇。これがあるべき姿だと思います。

それで極楽とんぼの山本みたくある程度反省期間をおいたら復活、でいいじゃない。

医療界は身内に甘い?

医療裁判があると良く言われるのは『医者は身内の医者に甘い』というものです。

医療裁判で第三者としての医療的な検証をする際に『甘い判定』をすることが多いとのことです。

例えば、医療過誤が争点となる裁判で『過誤は無かった』と証言することです。

保険診療であればだいたいのことに標準治療が設定されていると思います。原則はこの標準治療を行なっていると思います。

しかし、医療は杓子定規で進められるものではなく、いろんな例外が突然のハプニングがあります。なので、明らかでない医療過誤に対して、明確に医療過誤であるエビデンスを示すのは難しいです。

また、医者は常に訴訟リスクを抱えており、他者に対して厳しく評価すると、いざ自分が訴訟を起こされた際に厳しくされると思うと二の足を踏んでしまうと思います。

適当な医療をしている人ならば厳しくされても良いのですが、一生懸命医療と向き合っているのにちょっとしたミスを大ごとににされ訴訟されるのはどうでしょうか?

一生懸命やってもちょっとのミスで訴訟されてしまうなら、医者も診療に対して臆病になり、過少医療が蔓延すると思います。

常に自分(医師)を守るような形で医療が進めば、時間もかかって診療になりません。

現に福島県の産婦人科医が不当に逮捕された事件(大野病院事件)以降、全国的に産婦人科の人気がなくなり、人数が低下しています。

医学部の授業でも年に一回はこの話題がでてきます。

その度に『産婦人科はリスク高すぎるよね〜』なんていう声が至るところから聞こえてきます。

事件から15年近く経つのにその影響はまだまだ健在です。

最後に・・・

医者どうしが身内に甘い、というのはある程度真実ですが、きちんとものごとが評価されるような世の中になって欲しいと思います。

それには医療者以外も医学に強くなってもらわなければなりません。

現状、医療の専門家は医者だけです。裁判官は法のプロであり、医療についてはあまり詳しくありません。

なので、司法試験の科目に『医療』を入れてもえないかなぁ・・・と思います。

医学部卒レベルの知識は入りませんが、最低限の医学的知識と医療業界がどのように成り立っているかを法曹界の人たちが知ることは大事なことだと思います。