いわずもがな学生の本分は勉強である。況や医学生をや・・・。

留年生の勉強事情

留年生とひとくちに言っても様々な人種がいます。海外留学するために留年した人(これは大学にもよりますが『留級』と呼んでいます)、成績不良者、もともとは成績は悪くないが重要な科目を落としてしまった人などなど。

海外留学した人は優秀なひとが多いイメージです。

その他のジャンルの人は勉強不足あるいは余裕をかます人(試験をナメている)が多いです。

留年したからといって勉強への態度が変わる人はかなり少ないです。留年した後も毎年留年候補として君臨します。

定期試験の再試は常連、遅刻欠席は当然と言う感じです。

扱いづらい留年生

これらの勉強に対するモチベーションが低い留年生は扱いが楽です。関わらずにそっとしておけばいいからです。

しかし扱いづらい人種がいます。

それは『自分は本来留年すべき人物でないのに運悪く留年したと思っている人々』です。

あまり多くはないですが、ごく少数このようなタイプの留年生がいます。

自分の身近にいるこのタイプの留年生を紹介します。

確かに本来の能力通りにこなしていけば留年はしないと思いますが、脇が甘いタイプです。自分の能力を過信して『○○のテストは1日もあれば余裕』とか言って試験を甘くみます。

大抵の科目はそれで通用しますが、進級に関わる重要な試験でも自己を過大評価してナメてかかります。その結果、留年。

留年したあとに心が入れ替わるかと思いきや根本的なところでは変わりません。さすがに留年した科目については翌年過剰ともいえるくらい勉強していました。

この留年生は勉強よりも部活に時間を割くタイプです。しかも30歳オーバーの再受験生です。

生活の中心が部活であり、余った時間で勉強をするという感じの人です。それはそれで個人の時間の使い方ですから構わないですが留年した後はもう少し変化を加えればいいと思いますね。

それとこの人は自分の能力に自信があるらしく、事あるごとに人を小馬鹿にします。大学の学務、講師の先生、留年していない同学などなど。

確かに部活ではそれなりの結果を出しているようですが、学生の本分は勉強です。

勉強をしっかりやった上で部活動や課外活動などが評価されるべきであります。しかも、この学生は20代後半で入学してきた再受験生です。尚更、勉強を疎かにしてまで部活動をやっている時間はないはずです。

これから入学する再受験生や学士編入、現役学生の再受験生や学士編入の方々には学生の本分を弁えてほしいところです。