医学はそんなに難しいものではないと思うのですが、医学を学んでいる人はかなり少ないという・・・。

医学における用語や定義

新型コロナが猛威を振るっていますが、実際、マスクでも防ぎきれないし、家からでなければ感染する可能性も低くなりますがそんなことできないし・・・。

まあ、いっそ新型コロナのことなんて忘れて普通に生活してた方がいいような気がします。最低限、人が密集するところは避けるぐらいで・・・。

さて、横浜に停泊しているダイアモンドプリンセス号に対する厚生労働大臣の発言です。

副大臣かなんかがツイッター上に「通路を清潔・不清潔に分けている」みたいな画像を挙げて、それに対して加藤厚労大臣が「不潔という表現は不適切」と言ったみたいです。

医療関係者からすれば清潔・不潔なんて当たり前の概念で、その言葉自体には何も思わないのですが、一般の人からすれば「感染者を不潔と表現するなんて・・・ヒドイ」という風に感じるのでしょう。でも、加藤大臣は厚生労働省の大臣ですから、そこらへんは「そんなことも知らんのかいな!?」と医療側は思ってしまいますね。

医療は専門的?

医学を学んでいる人間っていうのは結構多いと思います。医学部関連や医師関連だけに留まらず、普通の理系の大学でも医学の一部は学んでいると思います。

ただ、清潔・不潔とかの概念は主に医療の現場で使われるものなのでもう少し人数は減ると思います。それでもそれなりの人数の日本人50〜60万人くらいは医療の基本的知識があるとと思います。

しかし、清潔・不潔とかの概念って主に手術室で重要とされるものであるし、あまり一般的な会話の中で手術室とか出てこないので、どうしてもその50〜60万人以上に医療の知識とか概念とかって広がらないと思います。

医療って難しいようでそこまで難しくないものだと思うのですが、広く一般に知識や概念が広がらないのは医療は専門的過ぎて一般人には興味が湧かないのが理由のような気がします。

実際、自分も身内や友達と医療関係の話をしても、すぐに話を切り上げられ他の話に変えられてしまいます・・・。

医療リテラシーと新型コロナウイルス

日本でも市中ではマスクが枯渇していてほとんど買えない状態といってよいでしょう。でも、マスクをしていても感染率はほぼ変わらないといってもいいと思います。WHOもそういう声明をだしていたと思います。

マスクしていてもマスクが覆いきれない顔の皮膚にも飛沫は飛んでいますので、いくらマスクをしていても、ちょっと痒いなといって顔を掻いた時点でその手を洗わないとマスクをしている意味が0%になってしまうと思います。

新幹線の車内とか電車の車内、バスの車内など密閉して密集している空間でマスクをするならばそれは効果があると思います。なので、路上を歩いている時のマスクはほぼ意味なし。だから、マスクはバスとか電車に乗る人のみ使って良い、というルールができれば良いのかもしれません(無理だけど)。

まあでも「マスク無意味論」を言ったところでマスク信者は話を聞かないでしょう。医療リテラシーがあればわかるはずです。

アルコール除菌

新型コロナウイルスに対してアルコール除菌は効果的だと思います。

ただ、デパートとか入り口やトイレにあるアルコールシュッシュは危険です。

なぜ危険かというと、シュッシュするポンプのところにウイルスがいる可能性が高いからです。保菌者も無菌者もポンプを押しますが、ポンプのところを除菌する人はまずいないのでポンプにウイルスは滞在します。なので、ウイルスの無い手をわざわざポンプで汚染させることになるわけです。うまくアルコールで除菌できれば幸いですが・・・。アルコールシュッシュは足でペダルを押すと噴出されるタイプのものであれば使って良いですが、手で押すタイプはむしろリスクが高いと言えます。