以前に当ブログで福岡堅樹選手のことを書いたのですが、このニュースによりそのページへのアクセスが殺到していました。

推薦?編入?一般入試?

推薦入試のある医学部があると聞いたことはありません。もしかしたら私立にはあるのかもしれませんがどうなのでしょうか?

学士編入は国立私立を問わず多くの大学で設置されています。一般に、学士編入は英語や面接のウエイトが高い大学が多く、福岡選手のような偉大なプレーヤーならば楽々合格圏内であることは誰もが納得です。

例えば、東海大学の医学部編入はNHKの島津アナウンサーが合格していることで有名ですが、受験科目は一次が書類審査、英語、適性試験、二次が面接のみです。書類審査はいわずもがな適性試験も福岡選手なら何をやっても合格できるでしょう。英語もそれなりにできるでしょうから、医学部への最短ルートは東海大学医学部かもしれません。

しかし、福岡選手はどうやら編入はせずに一般受験で合格をもぎ取るつもりのようです。

それが本当だったら、正直、福岡選手かっこよすぎる・・・。

一般受験ならば恐らく私立ではなくて国立でしょう。私立であれば裏口入学だの、ネームバリューで受かっただのを言われかねません。そういうのを一蹴するためなのかもしれません。

面接点の高い国立医学部

福岡選手が国立狙いだとすると面接点の高い医学部が選ばれそうです。いまや国立大学のほぼすべてが面接を導入しており、総合判断(⭕️か❌だけ)でなく面接点を導入している大学も多くあります。

その面接点も全体の数%程度のところから30%くらいを占める大学もあります。短期のでの合格を狙うならば面接点の高い医学部を狙うべきでしょう。しかし、一般的には面接点の高い医学部ほど地方の田舎にある傾向が強いのがネックかもしれません。旧帝大の医学部は面接点はあっても得点に占める割合は低いので、面接点での逆転はなかなか難しいです。

福岡選手の志望校はどこか?

福岡選手の地元は福岡ですので九州の国立医学部を狙うのが可能性が高い気がします。

学力が十分であれば九州大学医学部でしょう。ただ、九州大学医学部は相当レベルが高いので合格には3年くらいかかるかもしれません。

その他の九州の国立医学部である長崎大学、熊本大学、これらは旧六医学部といって一応歴史的な権威のある大学です。これらが二番手の志望校だと思います。ここであれば1年での合格も十分見込めます。

あとは佐賀大学、大分大学、鹿児島大学、宮崎大学、琉球大学が続くと思います。これらの大学は入学難易度としては長崎大学や熊本大学と同じレベルだと思いますので、各科目の仕上がり具合や得手不得手と入試傾向をにらめっこして決めるかもしれません。