実際にあるみたいですね。医学部の枕営業。

初期研修マッチングでの枕営業

医学部6年生の6月〜8月といえば初期研修病院を決める”マッチング”の最盛期です。

マッチングは学生が働きたい病院に面接試験を受けに行って、その後にマッチングシステムに登録して結果を待つ・・・というものです。病院と学生は行きたい病院に順位を付けて登録します。こうすることによって、病院と学生双方がより行きたいor採用したいような結果になるそうです。

マッチングの採用基準は各々の病院で異なると思いますが、特に地方のような受験しにくる学生がほぼ地元の医学部では現役初期研修医にも採用の権限がちょっとあったりするようです。もちろん、各学生の得点にからむことはできませんが「こいつは評判悪すぎなので採用しないほうがいいです。」とか「こいつは採用した方がいいです」的な採用活動を後押しするようなレベルで関わっているようです。

ということを学生側もある程度知っているので、6年生の病院実習で自分が行きたい病院を選択し、現役初期研修医と仲を深めます。だいたいの学生は普通に自分を売り込むだけですが、イケイケな女子学生の一部は初期研修医を「マッチング相談」と称して飲み会に誘って事を致すようです。もちろん、採用側の立ち位置を利用して女子学生を巧みに誘う男子初期研修医もいます。

都会ならば飲み会をしてもバレませんが、地方だと余程の対策をしない限り誰かにバレてしまいます。なので、この時期各病院で「◯◯が◯◯病院の初期研修医◯◯とどこそこで飲んでた」みたいな話を聞きます。

社会的な事件になるのも時間の問題?

たまにニュースで就活女子学生を採用を餌にして性のはけ口にする事件があります。銀行だったり商社だったり有名一流企業が多いと思います。同じようなことが医学生の病院採用でも行われており、事件化するのも時間の問題なのかな・・・と感じます。初期研修医に直接の採用権限はほとんどの病院でないと思うので、「俺が採用担当の先生に良く言っておくよ!」のような都合の良い言葉で女子医学生を手玉に取って、最終的に採用に至らない結果になった場合、その女子医学生が勇気を持った行動を起こす可能性も高いのでは?と思います。