日々診療してますが、エビデンスに基づいた医療は良くて5%程度です。
だいたいのことがエビデンスが無いです。もしかするとあるのかとしれないですが、それをいちいち調べていたら仕事になりません。
もちろん、教科書やpubmedなどさらっと調べますが、近そうなエビデンスがあったりしますが、バッチリとしたエビデンスはないことが多いです。
ガン治療に関することはかなりエビデンスがあるんじゃないかな、と思います。検査や診断についてはまだまだ確固たるエビデンスはないんじゃないかと感じます。
外来にしろ病棟管理にしろ、人間という複雑な有機体を相手にしており、人間には個性があります。
例えば、怪我した創部にどんな処置して、どんな被覆物をつければいいか?なんてエビデンスないです。狭い範囲で例えば熱傷なんかではある程度のやり方はあるんでしょうが…
エックス上ではエビデンスエビデンスと叫んでいる医師のなんと多いこと。
日本のトップ層の先生、国試作成担当とか、本を何十冊も書いているような先生でも良くて30%くらいしかエビデンスに基づいてはやれてません。そもそもエビデンスがないから、類推して解釈して実践するしかない。
もし、エビデンスだけで診療している先生がいるなら、質問してみたい。「エビデンスあるんですか?内的妥当性と外的妥当性は?」って。
みんな論文引き合いに出してくるけど、内的妥当性も外的妥当性の言及なし。
これが日本の医療の現実。