医師国家試験模試、116回医師国家試験で平均点程度(=偏差値50)である筆者が試験本番中に考えていた事を実況中継しています。使用教材はmedu4(新しいシリーズ、国試究極MAP)、QB。

116回医師国家試験 116A60 116回医師国家試験 116A60画像

普通に考えれば血管肉腫で瞬殺であるが、選択肢を切りきれなかった。抗凝固薬による皮下出血でもおかしくないかもしれないからだ。

a.血管肉腫
順当に考えればこれなんだが、他の選択肢をみると揺れた。前向きに保留。

b.有棘細胞癌
画像的に有棘細胞癌でないことはわかる。切り。

c.老人性紫斑
あり得るが「次第に拡大・隆起」とあるので可能性は低い。切り。

d.血管拡張性肉芽種
知らない疾患。すぐには切れない。保留。

e.凝固役の内服による紫斑
あり得るが「次第に拡大・隆起」とあるので可能性は低いか?切り。最終的にaとcを検討し、ひっかけは無いと考えcにマーク。

 

受験中に正答を確信できたか?・・・×
累計の確信のある正答数・・・ 42/60

○模範解答&みんなが選んだ解答

a. 86 %
b. 6 %
c. 1 %
d. 4 %
e. 4 %

※小数点以下四捨五入。赤は模範解答、青は自分の解答、オレンジは模範解答と自分の解答が一致。