116回医師国家試験Aブロック総括

Aブロックを終わってみての感想は「なんか難しくないか?」というものであった。例年、Aブロックの特に最初の方の問題はあえて難しめの問題を配置してるような気がする。そうやって受験生の出鼻をくじき、メンタルを揺さぶってくるのではないかと思う。「これしきのことでメンタルがぶれるようなやつは医者にならなくてよい」そう言っているようなきがする。

試験中の自己採点は50/75であった。25問は正答に自信が持てなかった問題である。5択の問題であるから適当に解答しても20%くらいの確率で(2つ選べ問題とかあるがそれは置いといて)当たると考えると+5前後はいくだろうと推測していた。

結果としては講師速報の模範解答で57/75(76%)であった。問題を見返してみると、自信のあった問題でも間違えているものも散見された。

Aブロックの講師速報は1日目の夜に配信された。76%という数字は悪くないが良くもない。続くCブロックや2日目の出来によってはボーダーラインを下回る可能性も大きくある。ということで気を引き締めて2日目に臨んだ。

なお「1日目の終わった後に自己採点をしない」というのは国試におけるスタンダードではあるようだが、その年その年の試験の難易度や自分の出来によっては自己採点をした方がよいケースも考えられる。もちろん、メンタルが弱い人はやめておいた方がいい。自己採点が良くても悪くても、2日目に奮起できるような性格の人はむしろ自己採点した方が安心できるのでおすすめである。