医師国家試験模試、116回医師国家試験で平均点程度(=偏差値50)である筆者が試験本番中に考えていた事を実況中継しています。使用教材はmedu4(新しいシリーズ、国試究極MAP)、QB。

116回医師国家試験 116E29 116回医師国家試験 116E49 116回医師国家試験 116E49設問

116回らしい問題。医師とインターネットやSNSをとりまく問題に警鐘を与えている。

a. 患者の体験記
ひとつのデータとして参考にはなるが治療方針の判断としてはちょっと足りない。この選択肢を3%の受験生が選んだ。患者が方針を最終的に選ぶのだが、体験記は関係ないだろう。切り。

b. 診療ガイドライン
問答無用で正解。マーク。

c. 研究会での症例報告
エビデンスレベルが足りない。切り。

d. 製薬会社のホームページ
製薬会社のホームページは診療ガイドラインに準拠しているだろう。悪くはないが、bに譲る。切り。

e. 医師が発信するソーシャル・メディア
この中ではaに次いでエビデンスレベルが低い。ツイッターでフォロワーが多いから信頼がある、訳ではないので注意。切り。

 

受験中に正答を確信できたか?・・・○
累計の確信のある正答数・・・ 41/49

○模範解答&みんなが選んだ解答

a. 3 %
b. 97 %
c. 0 %
d. 0 %
e. 0 %

 

116回医師国家試験 116E50

悪い知らせはSPIKEモデル。。

a. 患者との面談の前に夫に電話で検査結果を伝えた。
まず患者本人に伝えるのが原則。明らかにおかしい。マーク。

b. 今までの症状について患者の認識に確認した。
これは関係ない。切り。

c. 患者が今回の検査についてどこまで知りたいかを確認した。
適切。切り。

d. 患者の気持ちを察して少し間をおいてから声をかけた
適切なコニュニケーション術。切り。

e. 患者の気持ちを傾聴し、共感の態度を示した。
これも適切。切り。

受験中に正答を確信できたか?・・・○
累計の確信のある正答数・・・ 42/50

○模範解答&みんなが選んだ解答

a. 100 %
b. 0 %
c. 0 %
d. 0 %
e. 0 %

※小数点以下四捨五入。赤は模範解答、青は自分の解答、オレンジは模範解答と自分の解答が一致。