医師国家試験模試、116回医師国家試験で平均点程度(=偏差値50)である筆者が試験本番中に考えていた事を実況中継しています。使用教材はmedu4(新しいシリーズ、国試究極MAP)、QB。

116回医師国家試験 116A38

なかなか判断に迷う問題。ちょい割れ問。

a.手術の2時間前まで固形物摂取を許可する。
さすがに2時間前に固形物はダメだろう。切り。

b.ベッド上安静が術後3日間必要である。
なるべく早くの離床が必要であり、3日は長すぎる。切り。

c.流動食は術後1週間から開始とする。
悪くなさそうな選択肢。術後1週間が適切なのかどうかがわからない。他の選択肢も検討。

d.手術中患者の体温を室温で管理する。
手術中は体温が下がってしまうので、乾燥機的なやつで温める。臨床実習で手術室にいれば当然の知識である。切り。

e.持続硬膜外麻酔による鎮痛を行う。
悪くない選択肢。cと比べてどちらがより適切か?という問題になる。cは術後1週間という点に自信がなかったため、こちらをマークした。

※dの選択肢は自分の感覚では絶対にありえないものであったので、これを27%の受験生が選んだのは衝撃的。臨床実習で色々見ておくことは大事だと感じました。

 

受験中に正答を確信できたか?・・・×
累計の確信のある正答数・・・ 28/38

○模範解答&みんなが選んだ解答

a. 1 %
b. 2 %
c. 10 %
d. 27 %
e. 61 %

※小数点以下四捨五入。赤は模範解答、青は自分の解答、オレンジは模範解答と自分の解答が一致。