大学病院の中でもいわゆるオペ看は酷い人が多い・・・と個人的には思います。

大学病院

病院で働いている専門職は医師だけでなく看護師、技師などもいます。

病院には色々な区分けがありますが、大きく分けると大学病院、市中病院、クリニックがあります。大学病院は大学に付属する教育・研究・臨床を行う機関であります。一方、市中病院も同じく教育・研究・臨床を行なっていますが、臨床が中心となっています。一方、クリニックは臨床に特化した機関といえるでしょう。

大学病院は一般企業でいえば『本社』みたいなものです。多くの企業で本社にはエリート社員がいるように、大学病院にもエリート医師がいます(全員がそうというわけではない)。少々の有力病院を除いて、日本の病院は大学病院を中心としてピラミッド構造を成しています。要は大学病院が本社で市中病院が地方支社です。多くの会社員が地方勤務よりも都会の本社に勤めたがるように、一般的には医師も大学病院で働きたがります。でも、医師の場合は最近は大学病院を避けるような人も多くなってきました。

看護師in大学病院

看護師の世界は医師と違って大学病院を中心としたピラミッド構造はしていないので、各々の看護師はその病院に採用されており、通常は転勤はありません。グループ病院とかで異動はあるのかもしれません・・・。

ですが、大学病院で働く看護師はプライドが高い人が多いです。『実習で回っている学生なんて虫ケラ』なんて感じで接してくる看護師も少なからずいます。特に、いわゆるオペ看(=手術室で働く看護師)で顕著に多いです。あとは看護師長クラスでドギツイ人は半端なく偉そうです。

オペ室で実習生がいじめられるのは『清潔・不潔』に関することです。手術は無菌状態で行う必要があり、可能な限り無菌的な状態にあることを清潔といいます。一方、無菌状態でない場合を不潔といいます。手術野に入る人は手を入念に洗って、アルコール消毒をして無菌的に無菌のガウンやゴム手袋をはめます。そうしないと、手術野に入ることはできません。また、清潔状態にある人が不潔状態にあるものに触れると、不潔になります。そうなると、手術野に近くことも、清潔なものに触れることもできなくなります。

オペ看護の不潔感覚

実習生はオペ看から『あなたは不潔だから清潔なものに触れないように気をつけろ』とか『ちょっとそこに清潔な台があるから触れないように注意して』のように言われます。キツイ看護師になると言葉は汚いし、怒鳴られます。

明らかに学生に悲があるようなケースは良いですが、けっこうな割合で『このシーンでそこまで言う必要ある?』みたいなことは多いです。

しかも、清潔・不潔にうるさいオペ看も、自分が集中していない時に『不潔状態なのに清潔状態のものに触れる』ことも多々あります。1日手術室にいるような日ならば1回はそういうのを目撃します。でも、医師や他のオペ看は実習生の動向に注意は払っても、医師がオペ看を注視したり、オペ看同士が注視しあうということはありません。ちなみに、医師でこういう『不潔状態なのに清潔状態のものに触れる』ことは見たことはありません。

市中病院の看護師

市中病院の看護師さんは優しい人が多い印象です。自分調べですが、98%くらいは優しい看護師さんです。