恋愛医学会炎上事件を考える

某都内のモテモテ(?)の医者が『twitter恋愛医学会』なるものを設置すると宣言した。これに対しtwitterの医療者界隈は少し荒れた。

自分もこのような医者の職業倫理に抵触する様なツイートは削除されるべきたと思っている。

本人は事の重大さがわかったようで当該ツイートを削除し火消しをしたようである。

twitter上のネタで済むのか?

確かにツイッター上のことであるのである程度のことはスルーでいいと思います。自分のツイッターもろくなことツイートしてないですし、模範的医学生でもないので一般的医学生の品性を下げている可能性もあります。

しかし、超えていい一線と超えてはいけない一線があると思います。

今回の『恋愛医学会』の良くなかったところは、一般的医療者(特に医師・医学誌絵)の職業倫理に触れてしまったからです。

職業倫理とは『医師としてのやっていいこと悪い事』を規定するものであると考えます。絶対的基準はないので、各々が異なった基準を持つものと考えられます。この各人異なる基準をもった職業倫理に抵触すると多くのひとが感じたのでこの問題が炎上したものと考えます。

であるからして、上記ツイッターのように恋愛医学会を擁護するシンパの中には『批判するヤツは非モテ』と叫んでいますが、根本的にズレています。

『特定の個人や団体を誹謗中傷していないからOKじゃない!?』というのもナンセンスです。

職業倫理を端的に述べているのは上記のツイッターです。これが全てを物語っています。

非モテがモテ医師のお遊びを批判しているのでもなく、
ツイートによって誰かを誹謗中傷していているのでもなく、
社会からの医師に対する信用信頼を毀損しかねない、からみんなが反応したのだと思います。

そういうとこんなツイートも出てきます。

何言っているかよくわかりません。

リアルな診療の現場で『○○内科専門医とオンナ200斬りで恋愛医学会指導医です』と患者に言っても信頼関係を保てえるのでしょうか・・・。

あくまでもツイッター上のお遊びであってリアルで言うわけないじゃん・・・と突っ込まれそうですが、ツイッター上では医療者でない多くのひとがコミュニケーションを取っている場です。というか、ツイッターのほぼ99%のメンバーが潜在的な患者と考えてもいいわけです。

だから、ツイッターで恋愛医学会云々を見た人の一定割合は『200斬りとか言っているゲスな医者が世の中にはたくさんいるらしい』と思ってしまうでしょう。

こうなるとこれまで先人が培ってきた医師の信頼が崩れ去ってしまいます。ただでさえ、千葉大医学部の強姦事件などで医師の信頼が失墜しかけている時代背景があります。

真面目に真摯に医療に取り組む医者が、一部のバカな医師によって『医者ってこんなもんか・・・』と思われてしまうのは、特定の団体を誹謗中傷している行為と同義ではないでしょうか・・・?