岡山大学医学部のわいせつ事件

岡山大学医学部の学生がわいせつ事件を起こしました。確かちょっと前にもエレベーターで女性の尻を触る、というような事件があったと思います。

医学生といえど普通の学生

事件を起こしてしまうのは良くないことです。しかし『医学部の学生なのにあり得ない!』みたいな意見はどうなんでしょう。医学生と言えど普通の人間であり学生ですので、他の学部の学生と変わりありません。

同様に最近、医師の性犯罪が連日のように報道されていますが、医師とて普通の人間です。他の人間同様だと思います。

とは言うものの、同じ世界に生きるものとして、性犯罪を犯すようなひとたちはいなくなってほしいですね。

医師という仕事は診察上、上半身裸になってもらって診察したり、全裸になって手術を受けてもらいます。これは業務上しょうがないことですが、大前提として『医師が純粋に業務を遂行するために行なっている。』ということが担保されている必要があります。

現実的には医師も人間ですので、キレイな女性の胸部診察をする時は良からぬ妄想をしてしまっているかもしれません。でもそれを出さないようにしていると思います。

しかし、こう連日医師や医学生のわいせつ事件が続くと『やっぱり医師って変態じゃない!?おっぱい出して聴診されるのイヤ。』という気運が醸成されてしまいます。実際は最近は女性でもTシャツを着ながらの聴診も多いと聞きます。診療上問題ないならそれでもいいのですが、上半身裸の方が診療にミスは少ないはずです。必要な時に必要な状態で診察できるのがベストだと思いますね。

昔から医師や医学生のわいせつ事件はあった!?

昔から医師や医学生のわいせつな事件はあったと思います。しかし、教師のわいせつ事件と同様にこのての報道の聖域がなくなりつつあります。個人的にはこの流れは良いものだと思っています。

刑事的な事件で医師を過保護にするのは医師のわいせつ事件を助長すると思います。ともすると、わいせつ事件を起こしても『報道されないし、医師免許も剥奪されないw』みたいな予備軍がこの業界には多くいると思います。

ただ、話は少し変わりますが、労働に対する報酬はきっちりとしてほしいです。働いた分はきちんと給料として払われる業界になって欲しいですね。

厳しい労働環境のストレスで金銭的な評価もされない・・・となるとそのストレスの吐け口が酒か女性になる・・・というのは容易に想像がつきます。だからといって犯罪が許されるとは思いませんが、ストレス→酒→泥酔→わいせつ行為、みたいな流れはどこかで元を立って欲しいですね。