医学の勉強は効率化を捨てると成功する!?

プロ奢られヤーってひろゆきに似て非なる存在・・・。

医学の勉強に効率化は必要か?

医学部一年生の教養課程が終わり、二年生の専門課程がはじまってすぐ絶望感を感じました。なぜなら、暗記の量が膨大かつ短期間で覚える必要があったからです。特に解剖学は人体の臓器別、組織別、部位別に多くの固有名詞を覚えなければなりません。しかも、英語やラテン語で覚える必要があるので相当に大変です。

そんな時にみんなが思いつくのが勉強の「効率化」です。iPadで◯◯して、GOODNOTEで◯◯して、レジュメをPDF化して・・・なんてやってみます。しかし、いくら効率化したところで、肝心の暗記は進みませんからテストに必要な知識の蓄積はできません。

自分もそうやって効率化を試してみましたが、最終的には徹底的に配布されたレジュメを隅から隅までチェックし、過去問を解くことが何よりの効率化であることに気づきました。効率化を考えている時間ももったいないですし、勉強してても「これって効率的なのだろうか?」と思うことによってかなり集中力が割かれます。なので、そんなのをぶち殺し、とにかくガンガン目の前のものに取り組むのが必要だと思います。

医師国家試験も同じ

医師国家試験も同じように特別な効率化は必要ないと思います。ひたすら過去問であるクエスチョンバンクを解きまくって、解説をしっかり読むことが大事だと思います。医師国家試験に合格している初期研修医の先生に話を聞いても「ひたすらクエスチョンバンク解いてた。」という人が圧倒的に多いです。なので、僕もクエスチョンバンクをひたすら解いています。