大学「県外のマッチング受けるな(意訳)」#マッチング#初期研修 #研修医#コロナ pic.twitter.com/YhtJSdMwkY
— e.m (@e_j_xoxo) August 19, 2021
だいたいどこの医学部もマッチングで県外でなきゃいけないのに大学から「県外外出禁止令」でるのね・・・。
地方県の初期研修病院
地方の初期研修病院は大学病院(だいたい人気無い)、ハイパー市中病院(外科志望の運動部が行きがち)、県を代表する大病院(地元のエリート公立高校出身者が行きがち)、その他市中病院に分かれます。
県を代表する病院はだいたい◯◯県立総合病院とか、◯◯県立中央病院とかそんな感じの名前が多いです。地元の小さい頃から神童として呼ばれてきたような人たち・・・公立高校→地元県の国立医学部→県を代表する病院・・・というのがエリートコースのようです。だいたい学年の成績優秀な人が行くイメージです。でも、そこが良い研修先かどうかはその病院によります。そもそも地方の初期研修病院で有名でないところはどこいっても同じでしょう。地方の大学医局で働くなら初期研修先がどこかなんてあまり関係ないと思います。
人生最初の挫折
地元エリートコースに乗ってきた人たちの最初の挫折が初期研修医のマッチングになることは多そうです。こういった県を代表する初期研修病院の定員はだいたい10~15人だと思いますので、どうしてもエリートたちを全員受け入れることはできません。しかも、こういうとこは自治医大を卒業した人がノー試験で入れたり、地元だけど別地域の旧帝大医学部から帰ってきた人が受けたりするのでさらに枠が狭くなります。
挫折を味わいたく無い人はこういう病院を受けないみたいです。色々言い訳して他の病院を受けています。結局、2年終わってしまえばそんなに変わらないですし、ハイパー病院でバリバリの救急対応したところで、大学に入局してしまえば救急科に入らない限り、あんまりその経験は役に立たなさそうです。
確かにいままでテストというテストで他を蹴散らしてきたのに、そこまで成績が良くない人にマッチングで負けてしまったらその人のプライドはズタズタですよね・・・。そういう感じの人多いと思います。