令和4年以降病院見学は無くなるのか?

病院見学してなくても有名病院にコネなしでもマッチする人が一定数いる謎。

令和3年のマッチング事情

自分は令和3年度のマッチングに参加する予定の医学生です。本日やっと病院面接用のエントリーシート(全受験分)の送付が終わりました。手書きのものが多く、何度も失敗しながらやっと完了しました。志望理由だったり、5年後の医師像だったりの作文提出が求められましたが誰にも添削してもらわないうちに提出してしまいました。実習がある中でやらなければならないので、誰かに添削してもらうエネルギーが足りませんでした。

ほとんどの病院のエントリシートには「病院見学の有無」を記載する必要がありました。また、まだ見学していない人は面接日までに実施するのが好ましいという記載がある病院もありました。

厚労省からは各病院に「病院見学しなくても良いようにZoomなどでの遠隔病院説明会を開きなさい」とか「マッチング面接はZoomなどのwebを使ってやるのが好ましい」という通達があります。もちろん、強制ではないのでリアル面接しかやらない病院もあります。でも、Zoom面接するところが80%くらいでしょうか!?

病院見学を病院面接を受ける条件とする病院も今まではありましたが、コロナ以降はそのような病院はありません。しかし、面接を受ける際には実際に見学したかどうかを聞かれるので、したかしないで一定の区別はされるのではないかと思います。有名病院でも病院見学無しにマッチしている人を見かけますが、それはその人の能力とかコネ(どっかの教授のご子息とか)なんかだと思うので、普通の人でも見学なしに合格できるとは思ってはいけないと思いますね。

令和4年以降のマッチング事情

医療者のワクチン接種はほぼ終わり、医療者以外のワクチンも進みつつあるのでコロナ禍的な行動制限は令和3年がピークであとは漸減していくのではないでしょうか。令和4年もおそらくリアル面接とZoom面接の併用でマッチングを行う病院が多いと思います。また、病院見学も受験に必須とはならないような気がします。しかし、病院側は見学をしたことに重きを置く傾向があると思うので、面倒ですが本命の病院は実際に見学に訪れるようにした方がいいと思います。できれば4年生で一回、5年生で一回、6年生で一回の計3回は行っておいた方がいいと思います。