112回で伝説のクソ問として初登場したFabry病、114回で再び登場したと思っていたら、115回では2問も出題されたのか。しかも片方は正答肢。国試的には拡張型心筋症程度の重要度になってきているな。
— 医師国家試験対策ニキ (@taka_cosmetic) May 12, 2021
既に5年生でもっとこう勉強しておけば良かった・・・反省がある。
対策その1 ビデオ講義はほどほどに
ビデオ講義だけみても国家試験の問題は解けるようにならない。過去問を解きながらビデオ講義をみるのが一番効果的だと思いました。自分は5年生の時はひたすらに実習の合間にビデオ講義を見て国家試験対策をしていましたが、6年生となり、いざ過去問を解き始めてみると効率が悪いような気がしています。もちろん、ビデオ講義をみることによって基本的な知識はつくので悪いことではないのですが、ビデオ講義をやりこめば過去問もスラスラ解ける・・・と考えていたらそれは間違いです。
対策その2 5年生から過去問着手
5年生から過去問は始めた方がいいと思います。恐らく、最高にして最短の医師国家試験合格方法は過去問を解きまくることだと思います。
5年生に解き始める過去問の分野としては、必修、循環器、産婦人科、小児科、神経あたりでしょうか。これらの問題も相当数あるのでこなすのはけっこう大変です。やろうと思えば2ヶ月で一周回せると思うので5年生のうちに4週くらいまわせれば6年生になった時点で相当なアドバンテージがあると思います。
対策その3 実習はほどほどに
5年生といえば大学病院でのポリクリがメインの大学が多いと思います。大学病院には色んな科があって、色んな先生がいます。個人的には実習はメリハリが大事だと思っています。メリハリというのは『大事だなと思った科は真剣に取り組んで、微妙かなと思った科は手を抜く』ということです。
実習はそれなりに勉強になることも多いのですが、いかんせんベースは見学なので面白くありません。そして、担当してくれる先生によってかなり充実度は異なります。しかも、「しっかり実習しろ!」とか言っているくせして、ヤル気のある学生がいると面倒臭がるような先生もいます。下手にヤル気がある雰囲気を醸し出すとメンド臭いヤツ認定されてしまいます。残念ながらクソ真面目な人間は嫌われる世界なのだと思います。
対策その4 病院見学は5年生で必ず行く
マッチングに際して最も重要な病院見学。いまはコロナでなかなか行けないと思いますが、緊急事態宣言が出ていなければだいたいどこの病院も見学を受け入れています。
病院見学なんて6年生のになってから直前に行けばいい・・・なんて考えていると、いざ行こうと思った時に病院見学中止となって行けないなんてことが起きます。実際、自分のまわりでもそういう人はいます。いっぱいいます。なので、5年生とは言わず、行ける時にバンバン行った方が良いです。
ちなみにですが、コロナが流行ってから病院見学を代替する方法としてWEB病院説明会というのを多くの病院で開催しています。これは行きたい病院であれば参加した方がいいですが、WEB説明会だけ参加すればOKというものではないと思います。なんだかんだ言って実際に病院見学に行ったという実績は病院は重視すると思います。それに実際に研修医と会って色々話してみないと病院の良さや悪さ、待遇といったところや志望動機や自己PRでどういうことをアピールすれば良いかがわかりません。