病院実習でのノルマ

病院実習ではレポートか症例報告の宿題があります。

病院実習では宿題がある

病院実習中には何らかのノルマがあります。

担当患者のカンファレンスでの発表や新規患者の予診を取ったりします。また、だいたいどこの科でもレポートか症例報告がノルマとしてあります。

カンファレンスでの発表はだいたいが主治医となる担当の医者が原稿を既に作成している場合が多く、実質的には学生は読むだけのケースが多いです。自分で作るケースもあります。こういう時は、自分で電子カルテをみて作成しては担当の先生にチェックし、やり直して・・・を繰り返します。

レポートと症例報告の違い

いまだにこの二つの違いが分かりません。どちらも患者さんの基本情報と現病歴などの情報を記載し、考察を書くものです。

この「考察」というものが曲者で、何を考察すれば良いのかがわかりません。考察は「この症例における疾患で、自分で学んだことを記述する。」的な説明を受けましたが、結局は教科書や診療ガイドラインを抜粋してコピペするだけです。なかなか、教科書には書いていないような発展的なことは思いつかないですし、そもそも、思いついたとしてもそれが正しいかどうかを確かめる術がないので困ってしまいます。その割には教授から「教科書の丸写しのような考察はやめて下さい。」のような指示もあります。

とにかく、教授を納得させるようなレポートを書くのはかなり難しいと感じています。