田舎のじじばばが最強のQOL説

実は田舎のじじばばが最強のQOLを保っているのではないか?と思う次第です。

田舎は何にも無いようで有る

田舎・・・ここでは無医村のような限界集落とかではなくて、鳥取県の鳥取市とか山口県の下関市のようなものを指すことにします。

これらのけっこう過疎化している田舎には何にも無いです。でっかいデパートもないし、下手するとスタバも無いし、流行の最前線の飲食店もない。タピオカ店がやっと駅前にできた!みたいな場所だと思います(あくまでイメージです。実際とは別)。

でもこういうところって、こういう流行に乗ったものはないけど、おいしい特産物だったり、温泉とか大自然が豊富にあります。しかも、温泉なんて車で10分、400円とかでしっかりとしたお湯が楽しめたりします。

なので、何にも無いようでけっこう楽しめるものはあったりします。僕がいま住んでるところも似たようなものです。

住むには苦労しない

こういう田舎に住んでいるじじばばの多くは家ももっているし、年金は少ないのかもしれないけど、細々と生活しています。

田舎特有の相互監視コミュニティはメンドくさいところもありますが、満員電車もないですし(そもそも日々の生活で電車乗らない)、映画を観るときも並ばないし、スタバで空き待ちしたりすることもマレです。

また、物価も安いし、そもそも地のものの良いやつが安い値段で手に入ります。なので、食にも困らない。

ということで、田舎は田舎特有の高いQOLがあるわけです。

田舎と都会の医療

年を取って気になるのは医療です。

正直なところ、都会でも田舎でもそんなに医療の質は変わらないと思います。質は変わらないと思いますが、アクセスは悪いかもしれません。東北であれば冬は雪が降るので病院に行くのは億劫だと思います。都会であれば雪がふるのはマレだし、公共交通機関が発達してますのでどこへ行くにも便利で早いです。

でも、今回でいう田舎っていうのはそれなりの総合病院がそれなりの数ある場所ですので、アクセスを含め都会とそうかわらないと思います。

神の手をもつ外科医とか、珍しい疾患を専門にしている医師とかは都会におおいかもしれません。しかし、神の手を必要とする手術を必要とする人や珍しい疾患をもつ患者さんって田舎には数が絶対的に少ないと思います。

田舎のじじばばは幸せ!?

今回言っている田舎のジジババっていうのは、所ジョージさんの笑ってコラえてのダーツの旅で出てきそうなジジババです。

番組の構図としてはちょっと悪く言えば『都会人が田舎生活しているジジババを見下す』というようなものです。

都会からきた撮影クルーが方言で何言っているかわからないジジババを映して『この時代にまだこんな強い訛りでしゃべってるのか?』みたいなのを楽しむシーンなどもあります。

でも、実際は上で述べた通り、都会よりも田舎のジジババの方がずっと高いQOLで生活しているんじゃないか?と僕は感じます。