らる先生の恋愛医学会というゲス&下品な学会の提唱に対して、複数の医師が嫌悪感を抱いているのは当然。
EARL先生は、ネタにしてはやりすぎ、と。
地方の小児科医先生は、「こっそりやれ、自己顕示欲の表れにしか思えない、想像力のない医師で致命的」という意見は非常に的を射ている。— はぐれメタル (@Flake_metal) October 26, 2019
某都内のモテモテ(?)の医者が『twitter恋愛医学会』なるものを設置すると宣言した。これに対しtwitterの医療者界隈は少し荒れた。
自分もこのような医者の職業倫理に抵触する様なツイートは削除されるべきたと思っている。
本人は事の重大さがわかったようで当該ツイートを削除し火消しをしたようである。
twitter上のネタで済むのか?
確かにツイッター上のことであるのである程度のことはスルーでいいと思います。自分のツイッターもろくなことツイートしてないですし、模範的医学生でもないので一般的医学生の品性を下げている可能性もあります。
しかし、超えていい一線と超えてはいけない一線があると思います。
今回の『恋愛医学会』の良くなかったところは、一般的医療者(特に医師・医学誌絵)の職業倫理に触れてしまったからです。
職業倫理とは『医師としてのやっていいこと悪い事』を規定するものであると考えます。絶対的基準はないので、各々が異なった基準を持つものと考えられます。この各人異なる基準をもった職業倫理に抵触すると多くのひとが感じたのでこの問題が炎上したものと考えます。
こっちは誰も非難してないのに、非モテの方々は僻みからかモテてる人間を非難してきますよね。
らる先生の恋愛医学会云々のツイートが誰に迷惑をかけたんだろうか。ここはTwitterだよね?特定の個人や団体を誹謗中傷しているわけでもプライバシーの侵害をしたわけでもないのにマナーが悪いって何??— ちゃら医 (@SyFz9pFlPzFVzvl) October 26, 2019
であるからして、上記ツイッターのように恋愛医学会を擁護するシンパの中には『批判するヤツは非モテ』と叫んでいますが、根本的にズレています。
『特定の個人や団体を誹謗中傷していないからOKじゃない!?』というのもナンセンスです。
医者がネットやらあちこちで「オンナ200人切りしたら恋愛医者専門医w」とかやって話題になったら「今時の医者ってこんな感じなんだ」って思う人一定数でてきて潜在的に医者のという職種に対する信用信頼感が毀損するに違いない
— DAJ (@dajhiroki) October 25, 2019
職業倫理を端的に述べているのは上記のツイッターです。これが全てを物語っています。
非モテがモテ医師のお遊びを批判しているのでもなく、
ツイートによって誰かを誹謗中傷していているのでもなく、
社会からの医師に対する信用信頼を毀損しかねない、からみんなが反応したのだと思います。
そういうとこんなツイートも出てきます。
その程度で医師患者間の信頼関係が崩れるなら、そもそも主治医の言動や雰囲気や態度に原因があるので、何も悪いとは思えない。むしろ患者さんに対して真摯に向き合わないダメ医者をあぶり出せるから良い傾向なのではとも思う。老害の医者でよく見られるパターナリズムなんて最低ですからね。 https://t.co/ZS50c6Dsaf
— ちゃら医 (@SyFz9pFlPzFVzvl) October 26, 2019
何言っているかよくわかりません。
リアルな診療の現場で『○○内科専門医とオンナ200斬りで恋愛医学会指導医です』と患者に言っても信頼関係を保てえるのでしょうか・・・。
あくまでもツイッター上のお遊びであってリアルで言うわけないじゃん・・・と突っ込まれそうですが、ツイッター上では医療者でない多くのひとがコミュニケーションを取っている場です。というか、ツイッターのほぼ99%のメンバーが潜在的な患者と考えてもいいわけです。
だから、ツイッターで恋愛医学会云々を見た人の一定割合は『200斬りとか言っているゲスな医者が世の中にはたくさんいるらしい』と思ってしまうでしょう。
こうなるとこれまで先人が培ってきた医師の信頼が崩れ去ってしまいます。ただでさえ、千葉大医学部の強姦事件などで医師の信頼が失墜しかけている時代背景があります。
真面目に真摯に医療に取り組む医者が、一部のバカな医師によって『医者ってこんなもんか・・・』と思われてしまうのは、特定の団体を誹謗中傷している行為と同義ではないでしょうか・・・?