2010年: 一浪で医学部入学
2011年: 専門科目で詰む
2012年: 休学の決断をする
2013年: 休学中
2014年: 3年生に復学
2015年: 人生設計が激変する
2016年: 実習で悲鳴をあげる
2017年: 無理な引っ越しをする
2018年: 国試に落ちる、新居生活本格化
2019年: 国試合格、人生RTA開始
#10年を振り返る— 自宅内備蓄食料消費モード (@picca009) September 23, 2019
実は当ブログ『医学部 休学』での検索流入が多い。医学部の休学について有用(?)な情報が載っているとグーグルに判断されたのだろうか?今回ももう少し医学部の休学について考えてみたい。
医学生は12年の猶予がある!?
たいていの医学部は最長12年間在籍できる規定となっているところが多いようです。
『同じ学年を3年以上在籍できない。』のような追加の規定があるところも多いようです。
さて、医学部には様々なひとがいるもので、この最長在籍年間ギリギリで卒業していく猛者も10年にひとりくらいはいるようです。自分の大学では2名ほど知っています。
この人は医学部低学年を何年も留年し、あと一年留年したら放校、という時になんと一年の休学に入ったのです。
休学するが講義には出る
その人は休学したのですが講義には出ています。
何がしたいかっていうと『休学するが講義にきて一年勉強する。』ということです。
休学することによって一年フリーになるので、それをそのまま当該学年の勉強にあてるわけです。2年間その学年に必要な勉強すれば進級できるだろう・・・という作戦です。
その作戦は結局は成功しませんでした。
二年間勉強してことになりますが、緊張感のない一年だったようで勉強はそれほど進まず、いざ復学して講義&テストに臨んだようですが、最終的に大学からフェードアウトし退学していました。
詳細な年齢はわかりませんが若くても32歳くらいです。社会人経験もない大学中退の32歳はそれからどのような人生をあゆむのでしょうか。
もう一人の12年在籍者のゆくえ
その人は12年間ギリギリで医学部を卒業しました。
しかし、医師国家試験は当然のごとく不合格となりました。卒業後は地元に帰って国試浪人したみたいですが、もう合格したのでしょうか・・・それを知る由はありません。なんでも実家は太い開業医のようで、とりあえず何年かかってもいいから医師免許だけとれればいい・・・みたいな家柄だそうです。
正直なところ、こんな医師に当たってしまったら不幸といわざるをえませんね。