医学生の学力低下が顕著、医学部定員増を機に。留年・休学者が有意に増加。全国医学部長病院長会議の調査で明らかに。 #m3com http://t.co/rbqbKlOFwc @m3com_editorsさんから
— m3.com編集部 (@m3com_editors) September 19, 2013
医学部に休学は付き物である。
当ブログのサイト流入者はまだまだ少ないが、その中でも『休学関連』の記事はそれなりに人気記事となっている。
各医学部において一年に2〜3人くらいは休学者が発生しているのではないかと思う。
弊学においても前期の時点で2人の休学者が出た。
詳しい状態はわからないものの、精神的なものであることは間違いないだろう。
医学部での休学というと、勉強についていけなくなった…というのが一番多い理由と思われがちだがそうでもない。
自分の知る限りではあるが勉強はあまり関係ない。
それよりかは人間関係である。
ある人と人間関係が悪くなり、常に顔を合わせるのが嫌になった…とか、男女問題のいざこざが原因の場合もある。
いずれの場合も気にせず過ごせば良いのだが、神経質な人間が医学部には多いのでそうもいかないようである。
中には計画的に休学(留学等)する人もいる。
休学しても復学ももちろん可能である。
しかし、前述の計画的休学者以外の復学はかなり難しいのが現状である。
制度上は問題ないが本人の精神コンディションが復活しないのである。
また、なんとか復学したとしても再度休学の憂き目に合うケースが大半であろう。
休学すると当然に下の学年に混ざる訳である。その学年が仲が良く雰囲気も良ければまだその後の展開は明るいが、自分さえ良ければいいみたいなギクシャク、常に疑心暗鬼となるような学年ならば復学後も辛い生活であろう。
また、休学者は休学者としてみられる。ただでさえ留年者にすら厳しい目を向けられるコミュニティなので休学者に対する風当たりは強いだろう。
ホワイトナイトのように寄り添って助けてくれるような人物がいれば心強いが、現実的にはそんな優しい人は皆無である。
休学とはつまり退学なのである。
でも退学することも悪いことでもないだろう。
恐らく学生時代よりも病院に出た方が辛いことはたくさんあるはず…
早めに人生の方進転換ができて良かった…と考える方が得策である。