日本の医学部で女子大は東京女子医科大学のみです。
よくよく考えてみると、もっと女子医大があってもいいような気がします。
とりあえず女医を増やすために女子医大を増設してみるのも面白いかも。旧帝医学部あるところに併設すれば良いのでは?
学生も教官も女性で構成される医療もあっていいのかも・・・
— 全力医学生 (@zenryokuigaku) 2019年6月24日
東京医科大学の不正入試
東京医科大学の入試における女子差別はみなさんも周知のことでしょう。
差別的な入試を継続的に行ってきた上に、不正がバレたあとの対応にも不備があったとしかおもえません。
東京医大の不正入試を受けて、33人の元受験生が大学を提訴。
僅差だと多浪や女性は不利と認識していた原告の女性も「20点30点引かれていたなどとは思いもしなかった」という。
このまま風化して鎮静化し、忘れられることのないようしっかり判例を残してほしい。— 田中 志乃/ハフポスト (@SHINO_HUFF) 2019年3月22日
【東京医大の合格率 男女差なし】https://t.co/Ssj1S4zRos
東京医科大・医学部医学科では、今年の一般入試の合格率が男女でほぼ同じだった。大学関係者は「入試改善へ対策を講じて実施した結果だ」と話している。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年5月21日
東京医科大学だけでなく順天堂大学、北里大学、聖マリアンナ医科大学は女子に対する入試不正を行ったと文部科学省は指摘しています。
この際、女子医科大学を増設しようじゃないか!!
おそらく、かなり不可能に近いですが、上記の4つの私立大学医学部は女子大化した方がいいんじゃないかと思います。
この先どうやったって女子差別のイメージがつきますし、そうこうしていると今度は逆に女子を有利に評価し、男子を差別するような運営になりかねません。
それならばいっそ女子医科大化して再スタートする方が健全な気がします。
今まで日本の女子医科大学が東京女子医科大学だけだったのが良くなかったのかもしれません。
女子医科大増設のメリット
女子医科大学の増設によって生まれるメリットはどのようなものがあるでしょうか?
まず、女医の働き場所が増えます。
いまの東京女子医科大学の付属病院に女医比率が高いかどうかはわかりません。が、サイトをみる限り他の病院と比べればやや多いくらい・・・のイメージです。
東京女子医科大学付属病院の状況がどうであろうと、女子医科大学が増えることによって、色々と選択の幅が広がります。それによって今とは違う女医の働き方の多様化が達成できるような気がします。
また、これを機会に女子医科大学の医師の男女割合を女子多めにする、重要ポストに女医を多めに配置する、などの措置を行って、女医が主導的に医療を行っていくコミュニティを作るのもアリな気がします。
どうしても、やっぱり医療は男中心の世界であることは否めません。
この状況はあまり良くないことであると思います。
逆に男子医科大学の創設もあり
男子校の医学部もあっていいかもしれません。
女子校では男子がいないからこそ作られる雰囲気や伝統があると思います。
もちろん、男子校には女子がいないから作れる雰囲気や伝統があります。
なので、男子医科大学の創設もありかもしれません。
医科家系専門大学
これはけっこう難しいかもしれませんが、医科家系の専門大学もあってもいいかもしれません。
私立の医学部には師弟枠というものがあるらしく、卒業生の息子・娘が優先的に入れる枠があるようです。
確かに、開業医には跡取りが必要な訳で、子供の医学部入学は親にとってはかなり死活問題ではあります。
なので、開業医の子息向け専門の医学部があってもいいのかもしれません。
開業医のこどもは比較的勉強に疎い人も多いのでちょっとカリキュラムとテストが厳しめの大学にするのがいいかもしれません。
でも、結局のところ、国家試験さえ通ってしまえばみんな同じ医者です。国立卒だろうが、私立卒だろうが医学的知識が多い人もいれば少ない人もいます。
そもそも、いまはAO入試などで『基礎学力は低いが内申点を取るのが得意な真面目層』も入学してきており、これらの層は医学部での成績も悪くないですし、病院での評判も非AOと遜色ないみたいです。
最後に・・・
東京医科大学は男子校に変更。
順天堂大学は大阪に移転した上で女子医科大学に変更。
北里大学は名古屋に移転した上で女子医科大学に変更。
聖マリアンナ医科大学は福岡に移転した上で女子医科大学に変更。
これで不正入試の件は水に流してあげるということでどうでしょうか??