とある女子医大生の恋愛事情

今回は身近な女子医大生の恋愛事情を語ってみたいと思う

医学部内恋愛は1OUTで退場!?

医学部内恋愛は一発必中、二人目を医学部内で作るのはご法度・・・みたいな空気があるっちゃある。

実際、1年生から6年年生までつきあってそのまま結婚した先輩たちもけっこういる。

医学部というのは相当に閉鎖された社会なのでこのコミュニティの中であっちもこっちも取っ替えひっかえ付き合うというのは無理があります。

でも、こんな閉塞的コミュニティのなかでも自由奔放に恋愛している医学部女子もいるので、やっぱり、コミュニティのせいにして恋愛に臆病になるのは単なる言い訳なような気がします。

入学早々に・・・

入学式を終え、各種ガイダンスも終え同期とあいさつを済まし、友達がどんどんできてくる。

この時期は新歓期でもあるので飲み会を通じて一気に仲が深まる。同性間もそうだし、異性間もそうである。

とある部活の新歓には同期の男子AとB、同期の女子Cがきていた(その他も大勢)。

突然鳴り出すコールに『これが大学生の飲み会か😵』なんて思ったり。

受験勉強期間も長く、また、あんまり飲み慣れてないので酔っ払うのは早い。

学校ではよそよそしくしていた同期とも酒が入ればテンション高く絡める。

自然と5~6人の卓が出来上がり、しばらく盛り上がっては人が入れ替わりたち変わっていく。

飲み会も終盤に差し掛かったところ、トイレから出るとAとBとCが店から三人で出ていくのを鉢合わせした。

どうやら意気投合したらしく三人で飲みに行く、とのこと。

自分は一次会で帰宅することとなった。

数日が経ち・・・

その飲み会から数日が経ち、みんな思い思いの部活に入部を決めていた。

AとBとCは同じ部活に決めたらしく、あの飲み会の日から引き続き大学内でも仲良くしていた。

ある日のこと。女子であるCが教室で寂しそうに携帯画面を見つめていた。自分はそんなに仲が良いわけではないので特に話しかけることはしなかった。

その日の部活に行った時に仲間から『あの日の飲み会でCはAとBの家に泊まったらしい。んで・・・したらしい。』ということを聞いた。

その話が一瞬で学内に広まってしまってCはいたたまれなくなり、寂しく携帯をみつめていたのであろう。

その後、その話は色々な尾ひれがつき面白おかしく変化してって、しばらくは学内の酒の肴となっていた

でも、そんな噂もしばらくしたら誰もしなくなった。

しばらくして・・・

そんなCだが基本的に明るく、噂などは気にしないアメリカナイズされた女子だったので彼氏ができた。

その彼氏とは1年くらいつきあったかもしれない。その後、Cが振られたという話を聞いたが確かではない。

二度目の恋

Cは別れたあとわりとすぐに二人目の彼氏を作った。今度は同じ部活の先輩であった。でもすぐに別れてしまったらしい。

三度目の恋

部活の先輩と別れたCはしばらくすると同じ部活の同期Dと噂されるようになった。

しかし、Dは同学年の女子と長い間付き合っていた。なんでもDはその女子が飽きたらしく、なんとなく部活で一緒にいる時間が長かったCと意気投合するようになったらしい。

Dと付き合っていた女子との別れ話は修羅場だったらしく色んな罵声が飛び交っていたらしい。

CとDはその後しばらくして別れた模様。

気にしていたら恋愛なんてできない

『医学部コミュニティでは1OUTで退場』なんて言われるなか、奔放とも言える恋愛を楽しんでいるC。

自分がCと付き合いたいか?と聞かれれば、その答えは”NO”であるが、周りの噂や色眼鏡に屈することなく、自分の恋愛を貫いているCはかっこよくも見える。

いや、普通の社会だったらCの方が普通なのかもしれない。医療村がおかしいのだ。