医療者の中心は看護師である

それなりの数の病院見学をこなしてきた。

ほとんどの病院において看護師さんは非常に優秀な働きをしていると思った。

中には若干名存在自体がインシデントみたいな看護師さんもいたが想定内。

どんな科の看護師さんもテキパキと仕事をこなしていたのが印象的である。

一方医者はというと・・・意外と暇な時間が多いと思いました。もちろん拘束時間は長いのだろうけど。

見学中に興味のある先生にちょっと声をかけると30分くらいつきあってくれることもしばしば。もちろん、こんな学生程度の人間に勤務中の貴重な時間を割いてくれているのは非常に嬉しいのだけど、一方で『医者って意外に暇なのか?』とも思ってしまう。自分だったら『ちょっと時間ないからゴメン!』と言って自分の仕事をしてしまいそうだ。

さて、病院見学をしていると医師と看護師のやりとりを目の前でみることもある。

そういう時に感じるのは『医者の看護師への指示の伝え方が微妙』である。

こういう言い方じゃ看護師さんもよくわからないだろうなぁなんていう指示出しを医者がしている場面に多く遭遇した。

もちろん、素晴らしいと思える医者も多くいました。やはりその割合は20%くらいかなぁと思います。ここでも”医者20%の法則”が当てはまるのではないかと思いました。

また、看護師さんは病院見学にた自分みたいな学生にも優しい人が多かったのが印象的です。

対患者さんの対応もやはり看護師さんの方が医者よりも一枚上手な気がしますので、病院に医者がいなくてもなんとか回る気がしますが、看護師さんがいなかったら絶対回らないでしょう。Common Diseaseならば看護師さんでも十分に対応できるような気もします。