留年生のよくあるパターン

医学部といえば『留年生が多い・・・』というイメージを持っている人も多いだろう。事実、留年生は多い。

今回はよくいる留年生のパターンをご紹介しよう。

勉強嫌い

一番多いのはこういうタイプである。一生勉強すると誓ったものたちが集うコミュニティであるはずの医学部だが、勉強嫌いはけっこういる。

『医学部は勉強量が半端ない』とは言うものの、入試とは違って問題自体はそんなに難しくないのが医学部。大変なのは範囲が広いということだけなので、しっかり勉強時間を確保すれば留年することは普通は考えられない。

勉強嫌いで留年するものの多くは『勉強ダルい』が口癖で、実習で疲れただなんだといって試験勉強をサボタージュする。

また『再試が本試』などとおどけて本試験で手を抜くものも多数。

残念ながら留年した後も本質的には何も変わらず、毎年、留年候補として名を連ねる。

病気・怪我をしてしまう

ごくたまにいるのが病気や怪我で留年してしまうタイプ。

試験期間中に学校に出てこれないような病気や怪我をしてしまうと留年は回避できない。

場合によっては追試を受けさせてもらえるだろうが、長期の入院となると追試も受けれず留年決定である。

医師を目指すもの常に病気と怪我にならないように注意せねばならぬのだ。

超越者

留年者の中には常識を超越しているものもいる。

入学後すぐにアメリカ武者修行に行ってしまうもの、入学後すぐに大学に馴染めず他大学へ再受験を決定するもの、世界一周クルーズに出かけてしまうもの・・・。

自分の人生なので時間は好きに使うといいと思う。

無気力系

親が医者だから自分も医者になろっかな〜とか、とりあえず医学部を受けてみた・・・的な、なんとなく医学部に来てしまった人に多い。

半分は大学生活を楽しもうと思っているので、まともに6年間で卒業する気はさらさらない。

私立文系のウェイ系のように大学生活を楽しんで、飽きたら医学部の勉強を始めだす。だいたい2留くらいすると遊びにも飽きて、勉強しだす。

最低限の努力で突破する能力が高く、勉強しだしても留年候補にはあがるが、ギリギリで突破してくる。

勉強舐めてる系

若干名いるのが『勉強舐めてる系』。

そこまで地頭が良いと言う訳ではないが、妙に自信過剰なところがあり、試験を舐めてかかる。

4~5人くらいしか落ちない楽勝な科目でもなぜか落ちる。原因は『勉強していない』から。

舐めているというか勉強しない。

過去問を5年分くらい一周するれば落ちないような試験なのに、舐めくさってそれすらしない。

再試の前日になってようやく重い腰を上げる。

真面目そうに見えて真面目じゃない系

これも若干名いるタイプ。

講義には出てるっぽいし、見た目も真面目そう。実習態度も悪くなさそうだが留年しちゃうタイプ。

これは一見真面目そうにみえるけど、ちゃんとみたらそんなに真面目でない人です。

講義に出ているイメージだけど、実は1コマは来ていない、とか、出欠のとらない科目は出ないなど、本当はそれなりに怠惰な一面がある。

最後に・・・

留年生は基本的に『留年すべくして留年した者』です。

留年者は留年しても根本的には改心する気はなく、むしろ、教授や大学やカリキュラムのせいに責任転嫁します。自分の怠惰な性格を認めることはほぼありません。

自分の周りにもたくさん留年者はいますが、留年を経験し改心したひとはたった一人のみです。

その人は留年を気に反省し、気を入れ替え、非常に立派な人間に生まれ変わっていますし、自分はそのひとを尊敬しています。