厳戒態勢化の学生の権利

さて、全国の医学部において、前期の授業や実習開始が5月ゴールデンウィークあけとかになっています。

大学が保護すべき学生の権利

こういった社会環境のもと、大学側が保護すべき学生の権利とはなんなのでしょうか?

大学は義務教育でもないですし、20歳を超えた成人も多く所属しています。なので、大学はこういった状況下でも映像講義をするなどとして講義をきちんとすることが求められており、学生の私生活までは干渉するべきではないとは思います。

一部の大学では過剰なまでの学生の私生活干渉・・・県外移動したら退学とか、毎日登校させて自宅待機しているかチェック・・・etc、が行われているようです。

確かに行き過ぎな大学の対応は良くないと思いますが、世間には大学側の学生管理の責任を問われるような風潮があります。

京都産業大の件においても、大学側には責任はないはずです。あくまで学生個人の責に帰すべき案件です。しかし、世間はそうみてくれません。

だから、本当は大学側に行う必要もない学生への私生活干渉が行われるようになっていると思います。

医学部学生は特に干渉される

医学部学生は他学部の学生よりも厳重に管理されていると思います。厳重にといってもそれほどでもないとは思いますが・・・。

医学部の場合、病院実習があるため学生が新型コロナに感染してしまうと大学病院での院内感染を引き起こしてしまいます。また、昨今では、大学病院以外の市中病院でも実習を行なっていますので感染が拡散された場合、域内の医療崩壊は一瞬かもしれません。

だから、医学部学生の私生活干渉はある程度許容していかなければなりません。

私生活干渉といっても、移動するな、外食禁止、友人と3人以上で会わない・・・とかそういうレベルです。大学によっては毎日連絡を取らなければならないところもあるようです。

非常時に人権擁護を求める学生

どこの大学(医学部)にでもいるのでしょうが、こういった時に『学生の権利』を声高に主張する層が一定数います。

非常時だから権利など放棄して大学側に協力するべき・・・とは思いません。権利を主張するな、と言いたい訳でもないです。

冒頭に貼ったツイッターの岩手医科大学の件、こういった内容であれば重大な権利の侵害だと思うので権利主張をしてもいいと思います。でも、岩手って感染者0人だし、どうなんだろう・・・とは思いますが、よくわからないのでどっちが正しいのかはわかりません。

自大学の場合は一部の人権擁護団体みないな人たちが『私たちは学生の権利を大学側に侵害されないように活動します』的なことをしています。『学生は自立した存在であることを尊重せよ』的なことも言っています。

平時ならいいのですが、京都産業大、慶應大学付属病院の研修医、京都大学医学部付属病院の件もあり、なにかと学生や研修医(学生に毛が生えたようなレベルの存在)が問題行動を起こしている昨今の状況を踏まえて欲しいところです。

学生は自立した存在であることを大学側と学生側がお互い確認してしまうと、学生側が何かあった場合、大学側から守ってもらえなくなります(守らなくなる)。

そりゃ当たり前です。学生は自立した存在、悪いことはしないし、いま世間から求められている行動をきちんとできる存在だよ、ってお互いで確認している訳ですから。

なんか問題があっても『学生からの強い申し出があり、学生を自立した存在として扱うことになり十分な感染管理は行えませんでした。』となるだけです。

そういう人たちの思考回路って『自分は大丈夫、いつも正しい行動できる大人だから(キリッ』みたいな感じだと思うんですよね。

確かに、あなたはできるんだけど、学生全体からみたらどうなの?全員できなきゃいけない、そういうことが世間からは(特に医学部は)求められてるってのが想像できないみたいです。あくまで個人主義。

学生は自立した存在か?

自分の大学ではカンニング、警察沙汰、マナー違反(違法駐車が多い)、喫煙マナーなど、とてもとても学生全員が自立した存在とは言えないです。

他の医学部をみても性犯罪を筆頭に少なくない人が犯罪をおかしています。そういえば2年前くらいには昭和大学医学部の学生が殺人を犯しています。

学生の多く(80%くらい)は自立した存在だと思いますが、20%程度は自立した存在とは言えないと思います。

こういうことを理解しないまま、こういった非常事態において、大学側に過剰なまでの学生の権利主張をしてしまう人はいかがなものか・・・なるべく関わりたくないと思います。n数は少ないですが、権利を主張する人に限って本人は意外と怠惰(留年してる、再試の常連、ツイッターはいつも「勉強ダルい」)だったりするような気もします。行動するよりも前に頭で考える頭デッカチタイプ。