模範的な医学生のすがた

模範的な医学生とはどういうものをいうのだろうか?

いつも悩む。

例えば、

例1) 講義には毎回出席、テストも難なく合格するが成績は普通。

例2) 講義には一切でない。遊んでばかりだが、テスト前に集中して勉強し成績上位。

例3) 講義には毎回出席、テストも良くできて成績は学年トップ。でもコミュニケーション能力に欠ける。

 

上記はあくまでもひとつの例であるがどれがあるべき模範的な医学生なのだろうか?

ほとんどの医学生の目的は医師免許を取って臨床の医師となることである。

そうかんがえると、重要なのは、講義にまじめに出ることでも、単に成績が良い事でもなく、将来の臨床医としてどういう態度で日々生活しているか、であると思う。

医学生生活もなかなか忙しいが、実臨床に出たら忙しいどころの話じゃない。

いま時間があるうちに将来の臨床医としてどうなるか?いまできることを精一杯やりながら、成績はなるべく良くする・・・というのがベストな気がします。

という考えなので自分はいましかできなくて、将来の自分の臨床医として役に立つようなことができる研究室に出入りしています。

かなり時間は取られますが、充実しています。なにより学生時代から実習とは異なる実臨床に触れられるのは貴重な経験だと感じます。