どんな組織にもダメな人は存在します。それは大学病院も同じことです。僕が大学病院で出会ったダメ指導医を紹介します。あくまで僕的なダメ指導医なのでそこのところよろしくお願いします。

口の悪い女医

とにかく口の悪い女医であった。学生のみならず患者までを(陰で)『お前』呼ばわりするのは朝飯前。気にくわないことがあると恫喝に近いような罵倒をしてくる女医がいました。年齢は45歳前後でそれなりに優秀なひとみたいです。でも、論文はそんなに書いてないので教授になるような先生ではないのかな・・・と思います。

病院実習は各科でプログラムを組んでおり、基本的にはそのプログラム通りに行われます。月曜日の午前は外来見学、火曜は全日手術日などなどです。でも、プログラムに書いていない処置なども入ることもあり、そういう時は先生から『◯時に◯◯を行うので◯◯室集合!』と連絡があります。しかし、この先生はそういう連絡は一切ありません。また、『ちょっと病棟で待機してて』なんて言っときながら、自分の用が終わったら学生を待たせているのを忘れて帰ってしまうという珍事もありました。しかも、先生が帰ったのは17時で、僕たちが帰ったのは19時です。ずっと待ってたのですが、遅過ぎるので看護師に色々聞いて回ったら『先生はもう帰ったよ』とのこと。次の日に事情を話してもゴメンネの一言もありませんでした。

少しフォローをすると気が乗っている時は熱心に教えてくれる点は良かったかもしれません。でも、この先生との出会いを機に、卒後、母校には絶対残らないと固く決意しました。

地元民・入局希望者以外関心のない先生

50歳過ぎのベテランの男性の先生。回り始めた初日に『君出身どこ?卒後残るの?希望の科は?』と聞いてきて意に沿わないと『最低限これこれやって後は帰っていいからね!!』と全ての教育を放棄。母校に残らない人間に対して教育を放棄したい気持ちもわかりますが、それだと母校愛も薄れてしまいますよね。

自分の科を興味ないと不機嫌になる若手医師

『君はどこの科に進もうと考えてるの?』という質問に、その人の所属している科以外を答えるとあからさまに不機嫌になって、その人が答えた科をボロクソに『面白くない』とか『やる価値がない』とか言い出す始末・・・。そういう噂は聞いていたのですが、僕が出くわした時、同じ質問がされたのですが、自分は素直に思っていることを話ました。そしたら・・・案の定、不機嫌になってボロクソに言われました。

最後に・・・

大学病院には素晴らしい先生も多いですが、正直、微妙な先生も多いです。どこの科に行っても必ず聞かれるのが『君どこ出身?』と『興味のある科は?』です。これらの質問をするのは良いのですが、はっきりいって学生は辟易しています。自分は面倒なので『また決まっていません。』とか『内科と外科どちらも興味あります』と言って切り抜けています。