医師国家試験は難しい試験ではないと思いますが、追試がないなど制度としては結構厳しいと思います。

115回医師国家試験のトピック

まずは115回医師国家試験のトピックです。

来たる2021年2月に行われる医師国家試験では発熱や迅速抗原検査などの結果の如何によって試験の受験資格がなくなってしまうようです。

でも、遠隔で医師から診断されることが必要となるみたいです。実際、コロナと診断できる医者っているのでしょうか?その人の1年を奪う行為となってしまいます。しかし、下手にコロナで追試を行う、みたいな運営にするとエアコロナ医学生が雨後の筍のように発生するとと思われるのでやらないでしょう。というか、医師国家試験を管轄する厚労省は医師や医学生に厳しい立場ですが、一般的に医師は医学生に甘いので実際に遠隔で診察してもコロナ認定するような人はいないのでは・・・と思います。試験を受けられないような状態のコロナを含む発熱患者はそもそも試験会場にも来れないと思います。そして、コロナ患者が会場にいたとしても、発症するのは1週間前後くらいだと思うので試験自体にはあまり関係ありません。試験後に卒業式などはあるかもしれませんが、病院に出入りすることはあまりないので、病院クラスターを作ることも可能性は低いです。初期研修病院に入職する時には治っていると思います。なので、結局、発熱しているが受験できる体調ならば、コロナだとしても受験できるような体制になると思います。

116回医師国家試験

116回医師国家試験は史上稀に見る楽勝の回になると思います。

医師国家試験は合格率が約90%になるように調整しているので、出来の悪い下位10%(+必修落ち+禁忌落ち)が落ちる試験です。ですから、基本的には勉強量の多い順から合格すると考えても良いでしょう。

116回受験者は5年次にコロナによる緊急事態宣言で長期間病院実習が中断され、自宅待機となった学生が多いです。しかも、昨今の全国の感染状況を鑑みると、6年次もまた数ヶ月の自宅待機時間が生まれる可能性もあります。

この自宅待機時間で医師国家試験の勉強をしている医学生は多いです。一方、怠け癖のある医学生は全く勉強していません。こういった医学生は少なく見積もっても20%くらいはいるでしょう。80%の学生はかなり医師国家試験の勉強を進めています。実際、自分の病院実習班の80%はかなり勉強が進んでいます。その他の周りを見回しても80%は勉強を進めています。

通常(コロナ以前)、医師国家試験の勉強は6年次に入ってから始まるのが一般的です。5年次からも実習の合間にmedu4などのビデオ講座を進めている人も多いですが、やっている人で一周回すくらいでしょう。でも、いまは5年次でビデオ講座を2周、3周している人がたくさんいます。

先ほども述べた通り、医師国家試験は勉強量の多い者から受かると言っても良い試験なので、5年次から勉強を進めている80%の医学生の合格率は高くなると考えられます。一方、勉強が進んでいない20%は6年次から始めても、その遅れを取り戻すのは困難だと思います。これも先に述べたことですが、医師国家試験は下位10%が落ちる試験であるので、この20%の中の下位半分が116回の試験に落ちることになります。

以上を考えると、5年次から医師国家試験の勉強を進めている人は、これまでのペースで勉強を進めれば試験は楽勝で合格するでしょう。一方、勉強を進めていない20%は残りの合格というパイを奪うために厳しい戦い強いられることになるでしょう。