水上颯先生も今年で初期研修終わりなんですかね。

地元思考が強まってるかもしれない

先日某有名研修病院のウェブ説明会に参加しました。そこで、マッチング面接の応募状況についてチラリと情報をこぼしていました。なんでも、例年よりも応募者が多い様子でした。多い要因としてはその病院が所在する場所にある医学部の学生からの申し込みが例年よりも多いことがひとつとして挙げられるようです。自分の大学をみても、意外に母校県に残る意向の人が多いように感じられます。

コロナで病院見学ができなかった影響

コロナ禍で思うように病院見学ができなかった人も多いと思います。そういった人は近場でしか病院見学をすることができなかったと思うので、母校県での初期研修となる人も多いかもしれません。また、マッチング試験は原則オンラインで行うところも多いですが、リアルで実施するところもあり、そういった病院は遠方からの受験者が減ると予想されますので地元寄りになるのかもしれません。

昨年度もかなり「コロナの影響で地元指向になる」と予想していましたが、思ったよりかはならなかった結果だったと思います。もしかしたら、今年が地元指向のピークとなり来年からはコロナの影響も少なくなるかもしれませんね。

地域枠など、コロナ云々関わらず地元に残る勢は本来ならば地元に残らない人々と県内の有力初期研修先をマッチングで争わなければならず、大変な試験となることが予想されます。また、聖路加や亀田などの全国的に有名な病院も人が例年よりも集まると予想されるのでこちらも厳しい選抜となることが予想されます。結局、地域の次点の人気病院が手薄になることが予想され、狙い目なのかもしれません。