医師国家試験模試、116回医師国家試験で平均点程度(=偏差値50)である筆者が試験本番中に考えていた事を実況中継しています。使用教材はmedu4(新しいシリーズ、国試究極MAP)、QB。

116回医師国家試験 116E02

医師として必要な常識的問題。SNSというキーワードが出ているところが現代国試である。やはり、ツイッターなどでの医師の個人情報漏洩などが国試作成委員会の先生たちにとっては問題と感じているのだろう。自分もそう思います。

a. 診断のため本人の同意なく患者の家系を調べた。
本人の同意は必要だろう。切り。

b. 診療の内容を患者の実名を含めてSNSに投稿した。
これはさすがに禁忌肢でしょう。医師として、社会人として、職業人として失格です。切り。

c. 検体の血液が余ったので本人の同意なく遺伝子配列を解析した。
遺伝子解析するだけで研究に使わなきゃいいだろう、と思う人もいるかもしれませんが、同意が必要でしょう。切り。。

d. 学習のため本人の同意なく患者の皮膚所見をホームページに載せた。
これも本人の同意が必要でしょう。写真だけだから本人特定できないからOKなんてのはないです。切り。

e. 虐待が疑われるため家族の同意なく児童の情報を児童相談所に通報した。
このケースは同意は必要なし。常識的基礎的事項。マーク。

 

受験中に正答を確信できたか?・・・○
累計の確信のある正答数・・・ 2/2

○模範解答&みんなが選んだ解答

a. 0 %
b. 0 %
c. 0 %
d. 0 %
e. 100 %

※小数点以下四捨五入。赤は模範解答、青は自分の解答、オレンジは模範解答と自分の解答が一致。